テーマ:たわごと(26727)
カテゴリ:トリビア
6月16日放送の「秘密のケンミンSHOW」で、大阪府民が、ふくらはぎがつることを、
「こぶらがえり」というと言っていた。 大阪以外の京都府や岡山県などでも「こぶらがえり」。 東京などでは、「こむらがえり」。 「おかしいな、大阪は・・・。」( ̄▽ ̄) と皆、大笑い。 しかし、おかしくないのだ。 「こぶらがえり」は「こむらがえり」の変化したものだ。 「さむい」→「さぶい」。 「ひも」→「ひぼ」。 「ほっかむり」→「ほっかぶり」と同じように「ば行」が「ま行」に変化したものだ。 かつては、京都から言葉が同心円状に広がった。 まるで、カタツムリのようだということで「蝸牛考」(蝸牛とはカタツムリの意味)という本がある。 柳田國男はカタツムリの方言(デデムシ、マイマイ、カタツムリ、ツブリ、ナメクジ)の分布の考察を通して、『蝸牛考』において方言というものは時代に応じて京都で使われていた語形が地方に向かって同心円状に伝播していった結果として形成されたものなのではないかとする「方言周圏論」を展開した カタツムリの方言にツブリというのがある。 これは、ツムリが→ツブリになったのだと私は推測している。 湿気を好むカタツムリは、梅雨の今、喜んでいるだろう。 ■カタツムリ■ ■言葉の謎!「さぶい」と「さむい」■ ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2011年6月17日*父の麦わら帽子:スターダストメモリーズ/♪よしわらタケノコ~* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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