2013/11/11(月)20:36
京都市役所:ネオバロック
■11月2日(土)に行ったのに■9日、また京都に行った。
今回は、私がガイドブックを忘れてしまい
「三条あたりをぶらつこう」ということに。
京阪三条駅を下車して、京都地下鉄・東西線の「京都市役所」で下車。
そこで、私たちが見たものは・・・!!!
京都市役所の堂々たる姿だった。
*京都市役所*
庁舎は,車寄せを有する玄関を正面中央に据え,ほぼ完全に左右対称で,中央と両翼を突き出させて強調し,更に塔を持つなど,ヨーロッパの伝統様式(ネオ・バロック的骨格)の特色を有し,内部に東洋的な建築様式を採用しています。
1925年(大正14)起工,1927年(昭和2)に本庁舎東館,1931年(昭和6)に本庁舎西館が完成し,一体の都市空間を最も特徴づける存在の一つとなっており,「周囲のランドマーク的存在」となっています。
設計:武田五一 明治5年11月15日(1872年12月15日) - 1938年(昭和13年)2月5日)。
な、なんですと武田五一?!!
武田五一といえば、ビッグネームじゃないですか。
「関西建築界の父」とも言われる日本の建築家で、近代日本を代表する建築家の一人。
ヨーロッパ留学で影響を受けたアール・ヌーボー、セセッションなど、新しいデザインを日本に紹介した建築家とも言われる。
建築以外にも工芸や図案・テキスタイルデザインなども手掛けた。
自身の作品のみならず、京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)図案科や京都帝国大学(現・京都大学)に工学部建築学科を創立し多くの後進を育成した。
また、神戸高等工業学校(現・神戸大学工学部)の設立にも関与。
フランク・ロイド・ライトとも親交があり、国会議事堂建設をはじめ多くのプロジェクトに関与している。
法隆寺、平等院などの古建築修復にも関わりが深い。
大阪の有名な橋、淀屋橋や肥後橋を設計したのも武田五一。
■京都大学の時計台も。■
今回は、下調べをしなかったから、また次回、ゆっくりと見たいものだ。
■武田五一■
そんな、京都市役所で見た、雨水利用が下の写真。
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2013年11月11日*信州・上高地のトリビア *
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