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カテゴリ:環境問題
吾輩は、ヤマネコである。 吾輩の種族の名前は、「イリオモテ」である。 1965年に発見された吾輩たちは、世界でも西表島にしか生息していないのである。 今から5年ほど前の調査では、吾輩の仲間は、100~110頭といわれ、減少傾向にある。 吾輩は普通のイエネコと同じくらいの大きさであるが、 吾輩の方が耳が丸く、耳の後ろが白い。 また、目の周りも白く、尻尾が太いという特徴がある。 日本の野生ネコは、吾輩たち、イリオモテヤマネコと 長崎県の対馬にいるツシマヤマネコだけである。 どちらも中国に生息するベンガルヤマネコの亜種といわれているのである。 西表島といえば、イリオモテヤマネコが思い浮かぶ。ホテルの前にも、足跡の模様がついている。 乗ったバスも、猫バスならぬ、「イリオモテヤマネコ」の絵が・・・。「ごく近い将来に絶滅する危険あり」という絶滅危惧種の イリオモテヤマネコだが、様々な危険にさらされているのだそうだ。 それは、生息域の自然破壊や、ペット、外来種生物、イノシシなどの罠にひっかったものなど。 また交通事故も、ヤマネコの脅威。 2013年には、イリオモテヤマネコの交通事故発生件数は6件。 うち、5件が死亡しているという。 ![]() 「ヤマネコ注意」の標識が道路にあるし、 ゼブラゾーンといって、車が通っているということをヤマネコに知らせるような道路の工夫がしてある。 八重山言葉で、ヤマネコは、 「ヤママヤー」(山にいるネコ)、「ヤマピカリャー」(山で光るもの)と、親しく よばれている。 ヤマネコを脅かしているのは、人間だ。 ヤマネコと人間との共生は、出来ないものなのだろうか・・・。 ◎石垣島 石垣島(いしがきじま)は、沖縄県石垣市に属する島である。 面積は約 222.6 km² と沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島である。 日本全体では、本土と沖縄本島を含め、熊本県上天草市・天草市に属する天草上島に次いで 21番目の面積を持つ。 人口は約4万5千人。 私の大好きなの■ビギン■の故郷。 ■八重山:石垣島・米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落 ■ ■川平湾グラスボート■ ■石垣 やいま村■ ■みんさー織■ ◎西表(いりおもて)島 八重山諸島最大の島である。 島の90%を森が覆い、イリオモテヤマネコをはじめとする固有の生き物が多数生息する。 日本のガラパゴス!! ■仲間川遊覧・遊覧ボート・マングローブ林を行く■ ◎上地島=新城(アラグスク) 黒島の西4キロに位置する島で、上地と下地の2島からなります。 上地島の集落近くには上地港、下地島北端には下地港があるが、定期航路はない。 ■ほぼ無人の島を歩く ■ ■火番盛■ ◎西表(いりおもて)島 ■ユツン川マングローブ木道 ■ ・・・・・・・・・・・・ ★2014年3月10日*蛇行する川には蛇行の理由あり * ・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.10 21:18:54
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