テーマ:映画館で観た映画(8325)
カテゴリ:映画
ジゴロ、始めました。 寂しい夜は、是非お電話を・・・。 ニューヨーク・ブルックリンで祖父の代から続く本屋をたたむことになったマレー(ウディ・アレン)は、友人のフィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)相手にボヤいていた。 失業したマレーは、かかりつけの皮膚科の女医パーカー(シャロン・ストーン)からレズビアンのパートナーとのプレイに男を入れたいと相談を受け、1000ドルで紹介すると持ちかける。 マレーは、定職に就かず、数日前から花屋でバイトを始めたフィオラヴァンテをおだて、ジゴロデビューさせる。 ポン引きの才能を発揮したマレーは軽快な営業トークで客層を広げ、フィオラヴァンテは女性の気持ちを理解すると言う隠れた才能で女性を惹きつけていく。 マレーは、厳格なユダヤ教宗派の高名なラビの未亡人アヴィガル(ヴァネッサ・パラディ)に熱心な営業をしていた。 フィオラヴァンテのアパートで背中をマッサージされたアヴィガルは涙を流し、その理由を聞いたフィオラヴァンテは心を揺さぶられる。 巨匠、ウディ・アレンが14年ぶりに自作以外への出演を果たした、ジョン・タトゥーロ監督・主演による大人のためのラブストーリー。 思いつきで男娼ビジネスを始める事になった元本屋店主と彼の下で働くジゴロが繰り広げる騒動を描き出す。 シャロン・ストーンやヴァネッサ・パラディが男娼を求める女性たちに扮する。 原題が「Fading Gigolo」。 このジゴロ、若くも、ハンサムでもない。 しかし、もてる。 理由は、彼の部屋を見て、暮らしを見て、分かる。 彼の部屋の居心地のよさそうなこと。 *部屋の入口にかけてある、上着や帽子をかけるフックがいい感じ。 *同じく、入口に近い所にある、松の盆栽! *窓辺には、鉢がいっぱい。 *質素だが、清潔なキッチン。 *リビングに置いてある、小さなライティング・デスクは、年代ものっぽい。 *ほどよい量の本を入れた本棚。 共用の入口は、タイル張りだが、両がわにラインをいれてある。 その上、暮らしぶりも、丁寧。 はじめて、ジゴロとして女性に会いに行く時には、 日本女性に習ったという「生け花」風の花束(これが真っ赤でかっこよかった)を持って行く。 花を扱うシーンが度々出てきたが、彼は、いつも水切りをしていた。 女性を招いての食事も、テーブルセッティングや料理など楽しみながらやっている。 こんなに暮らしに丁寧な男性だから、女性に対しての接し方が丁寧。 だから、若くなくても、ハンサムでなくても女性にモテるというわけだ。 寡黙なジゴロに対して、ウディ・アレン扮するジゴロの相方は、軽い。 2人の対比が面白い。 優しいジゴロ役を演じたのは、ジョン・タトゥーロ。 監督、脚本、主演(ウディ・アレンとのw主演)。 続編が見たいなと思わせるくらいに、よかった。 ●赤い花束を持って歩くシーンで、以前行った所がを見つけた。 ■おしゃれ手紙◆I LOVE NY ■ ■気分はメグ・ライアン、「カフェ・ラロ」でうっとり■ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.07.24 00:47:49
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