テーマ:ヨーロッパ旅行(4168)
カテゴリ:海外旅行
■7月30日(土)
ダンヴェガン城に行った。 雨が降っていたので、出っ張った部分で、レインコートを置いて入った。 額に入れられたぼろぼろの布が飾られており、これは4~7世紀頃に作られた「フェアリー・フラッグ」という伝説の旗で、これをかざして戦うと勝利をもたらすといういわくつきのお宝だ。 この一族のために妖精からもたらされたものだという。 ケルト文化の薫り高いスカイ島によく似合う言い伝えではないか。 城内ガイド氏の英語の半分しか分からない。(ノД‘) かの■スコットランド版関ケ原の戦い、カロードンの戦い■において敗れた、 美貌の王子、ボニー・プリンス・チャーリーは、女装してスカイ島まで逃げた。 それを手引きしたのが、スカイ島生まれのフローラ。 スカイ島からフランスへ渡る時、王子はフローラにその巻き毛を贈り、必ず帰ると言ったという言い伝えがある。 その巻き毛は見つけることが出来なかった。 そこで私は、「?」と思っていた。 そして、帰って調べると、やはりそうだった。 往年のヒット曲、「マイ・ボニー」という曲があるがそれは、このボニー・プリンス・チャーリーが行ってしまった悲しみのフローラの歌だった!! 原曲はスコットランド民謡だそうでが日本では「恋人は海の彼方に」という名前で 売り出されていた。(一番下に私の記憶する歌詞あり。) (▲今は使われていないが、ここからボート乗り場へと通じていた。) 『マイボニー My Bonnie Lies over the Ocean』は、1962年にリリースされたトニー・シェリダン(Tony Sheridan)のアルバム『マイボニー』で現代風にアレンジされ、世界的に有名になったスコットランド民謡。 トニー・シェリダンのアルバムでバックバンドを務めたのは、世界中で最も有名なイギリスのロックバンド「ビートルズ(The Beatles)」。 当時は「ビートブラザーズ」として参加していた。 ボニーとは一体誰の事なのか? 歴史上の著名な人物であるチャールズ・スチュワート(Charles Edward Stuart/1720-1788)を暗示しているようだ。 チャールズ・スチュワートは、名誉革命で王位を追われたジェームズ2世の孫に当たり、 ボニー・プリンス・チャーリー (Bonnie Prince Charlie)の愛称で呼ばれていた人物。 ■フローラの像■■My Bonnie■(まだ無名の若き日のビートルズが!) 歌詞・日本語訳(意訳) My Bonnie is over the ocean My Bonnie is over the sea My Bonnie is over the ocean O bring back my Bonnie to me. ボニーは海洋に ボニーは海に ボニーは海洋に ボニーを返しておくれ Chorus Bring back, bring back Bring back my Bonnie to me, to me Bring back, bring back O bring back my Bonnie to me. <コーラス> 返して 返してくれ ボニーを返しておくれ 返して 返してくれ ボニーを返しておくれ ■「恋人は海の彼方に」■♪音が出ます! 青い海の向こう白い波間から やさしい恋人を帰しておくれ カム バック、カム バック おお、海の神様 (◀庭園も美しい) 中学生時代に流行ったのでよく歌っていた「恋人は海の彼方に」。 当時は、海兵隊の彼を思う歌だと思っていたが、50年以上たって歌のもつ本当の意味が分かった。 7/29(金)★Redwood House Hotel & Restaurant ■スカイ島■ 7/30(土) Redwood House Greshomish IV51 9PN イギリス 44-1470-582203 ・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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