テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3064)
カテゴリ:マイブーム
イケメン青年役だけではなくバカ息子やヤンキーから鬼まで演じるカメレオン俳優として評価されている菅田将暉。
■ごちそうさん■、 ■地味にスゴイ!校閲ガール■、 映画■ピンクとグレー■ ■何者■・・・。 彼の出ているテレビや映画が気になるは私。 ミッツ・マングローブが菅田将暉はなぜモテるのかを、書いていて、なるほどと思った。 ■ミッツ・マングローブの★羽生結弦アイドル論■の時も思ったが、ミッツ・マングローブって頭がいい!! ■「木村拓哉」を過去にした“神レベル”の菅田将暉■ミッツも驚愕 アイドルの有り様は時代やジャンルによって違いがありますが、大事なのは、どれぐらい世の中に許されているかということです。 “そこまで許されていない”のに好き勝手をすると、とんだ勘違い野郎として嘲笑の的となってしまいます。 そんなわけで今週は菅田将暉クンです。 今、日本で最も“許されている”俳優です。 とにかく“今どきの若者”をやらせたら、(2016年5月現在)彼の右に出る役者はいないでしょう。 「チャラい」「冷めてる」「自由」「金ない」「純朴」「熱い」「繊細」「お坊ちゃま」「肌きれい」「顔小さい」といったあらゆる若者市場を一手に背負っている感があります。 特に私のような非若者層は、菅田クンの姿を見ることで、今日日(きょうび)の若者の“正解”を知ったような気になれる。 この根拠のない説得力こそ、まさにアイドルです。 もちろん役者としての力量が高いからなのでしょうが、なぜに世間はこんなにも菅田将暉を許すのか。 あんな立派な眉毛をしているのに涼しげな顔。 力は入ってないけどダルそうでもない佇まい。 男らしさ全開でもなければ女っぽくもないのに、だからといって中性的でもない。 清潔感はあるけど1週間ぐらいパンツ替えてなさそう。 この掴みどころや制約のない、究極のどっちつかず。 そりゃ、鬼になろうが高校生になろうがチンピラになろうが総理大臣になろうが、無敵なはずです。 ここ20年以上、「今どきの若者」と言えば、木村拓哉の独壇場でした。 そしてキムタクが若者でなくなった今もなお、“キムタク的要素”は、間違いなく若者を象(かたど)る上でメジャーな項目です。 呪縛といってもいいぐらい、日本はキムタクに支配されてきました。 しかし菅田将暉には、そんな「キムタク的若者像」にすら、ペロッと舌を出してしまうような身軽さを感じるのです。 木村さん御本人が、そして日本中が、必死になって意識し守り続けてきた「キムタク」という概念に、もはや何の思い入れもないのが分かります。 ちょっぴり寂しいけれど、ついにこの時が来てしまった……。 アイドルは、世代や時代を無情なほどに突きつけます。 そして、それはいつも一瞬の出来事です。 菅田クンも来年の今頃には、ただの「イイ役者」になってしまっている可能性大です。 彼を許すことは、私たちが今という時を精一杯生きている証しなのです。 ※週刊朝日 2016年5月20日号 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.15 23:37:22
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