テーマ:懐かしい昔の話(539)
カテゴリ:父の麦わら帽子
今から60年ほど前の岡山県の田舎の夏休み。
■朝顔の思い出■ ■合歓の木(ねむのき)の下の水遊び■ ■カワニナひろい■ 幼い日の夏休みの■思い出は、ボロボロ■とこぼれてくる。 ラジオ体操もその一つだ。 眠い目をこすりながら、ラジオ体操に行った。 ラジオ体操の会場は、Kさんの家の庭だった。 Kさんは、父より10歳ほど年上で当時50半ばだったのではないかと思う。 会場となった家の庭には、タタミ一畳ほどもある縁台が家の影になる場所に置いてあった。 子どもたちは、持ってきたラジオ体操のカードを、その縁台の上に置く。 すると、Kさんがハンコを押してくれた。 私の家には、この大きな縁台がなかったので、 羨ましくて仕方がなかった。 この縁台があれば、夕涼みの時、花火をすることが出来る。 ここで、スイカだって食べられる。 Kさんは、ラジオ体操の後、この縁台で将棋をすることがあった。 タタミ一畳の大きさの縁台が、何でもできる魔法の場所のように思われた。 ■縁台の写真■ 大阪で暮らし始めた40年ほど前、この大きさの縁台を何度も見たが最近は見なくなった。 クーラーの出現で夕涼みという言葉とともに縁台も消えたのだろうか。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.30 10:16:31
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