テーマ:大阪・大阪人(88)
カテゴリ:八百八橋散歩
道頓堀川の上流の沿岸部は早くから開けたが、西道頓堀沿岸の本格的な開発は元禄11年(1698)に始まる。 南北堀江の開発を機会に道頓堀にも住吉橋、幸橋、汐見橋、日吉橋の4橋が架けられた。 日吉橋の周辺は材木問屋が多く、川岸には木津川口から入港する船の船着場があり、廻船問屋や茶屋を兼ねた宿屋などが建ち並んでいた。 西道頓堀川の橋は木津川河口に近いことから、津波の被害を受けやすかった。 「米商旧記」によると、橋長が31間(61.1メートル)で、幅員は2間(3.9メートル)となっているが、寛政3年(1791)南堀江から出火した火事で焼けている。 昭和10年に橋長57.4メートル、幅員12.7メートルの三径間のゲルバー式鋼鈑桁橋となり、現在に至っている。 橋長:57.40m 幅員:12.73m 形式:桁橋(ゲルバー桁) 完成:昭和10年 行政区:西区、浪速区 河川名:道頓堀川 アクセス:南海汐見橋線 汐見橋駅 およそ500m 徒歩8分 大阪市営バス「幸町三丁目」 汐見橋から日吉橋の北詰は、鬱蒼と木が茂っている。 水位が上昇した時のことを考えて、コンクリートの防水壁がある。 その前は鬱蒼と茂っている。 道を隔てて、高層住宅があるが、家から川の流れと緑が見える環境は市内では貴重だ。 橋の上から見ても緑が多いのが分かる。 日吉橋では耐震工事が進んでいる。 日吉橋で道頓堀川に架かる橋は全て渡った。 残るは、水門のみ。 ■道頓堀川の橋■ ■下大和橋■ ■日本橋■- 堺筋 ■相合橋■ ■太左衛門橋■ ■戎橋■ ★心斎橋筋・戎橋筋 ■道頓堀橋■ - 御堂筋 ■新戎橋(しんえびすばし)■ ■大黒橋■ •阪神高速1号環状線 (以降、通称西道頓堀川) ■深里橋 ■- 四つ橋筋 ■浮庭橋■ ■住吉橋■ ■西道頓堀橋■ - なにわ筋 ■幸橋■ ■幸西橋■ - あみだ池筋 ■汐見橋■ - 新なにわ筋 •日吉橋 •道頓堀川水門 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.06 09:13:36
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