2017/12/25(月)09:34
「わろてんか」鳥、茶碗、ちろりが気になる。
■わろてんか■
『わろてんか』の美術すべての分野で、“鳥”がキーアイテムになっているのは、みなさんもお気づきだと思います。
衣裳や持ち道具、小道具、セットなどに、さまざまな“鳥”が登場しています。
開業する寄席の名前は「風鳥亭」だと決まっていました。
だったら、その寄席の名前にある“鳥”を美術全般のキーアイテムにしようと考えました。
第1週から、登場人物の衣裳はもちろん、セットに置かれた小道具などに “鳥”がさりげなくあしらわれていますが、その中でも最も象徴的なのが幼いてんが藤吉からもらった鈴です。
その大切な鈴には白文鳥の根付けを付けました。
そして、第7週で開業する「風鳥亭」の紋には、その白文鳥と鈴がデザインされています。
鈴には、お客さんがいつも“鈴なり”の寄席になってほしいという願いも込められています。
とり年だけに「鳥」がキーアイテム?
■とり年ですから■
★■てんは道で行き倒れていたお夕(中村ゆり)を助けるが、■近くの食堂で団吾の名をかたって食い逃げしようとした落語家・団真(北村有起哉)がお夕の夫だと知って驚く。
てんは、お夕にご飯を食べさせるが、その時の茶碗が
はっきりと、うつっていなかったけど、
■朝ドラ「カーネーション」■でも使われていたのだと思う。
これは、私の幼い頃にもあったものだ。
いつ頃からあったのだろう・・・。
★■ちろり■
酒を燗(かん)するための容器で、酒器の一種。
注(つ)ぎ口、取っ手のついた筒形で、下方がやや細くなっている。
銀、銅、黄銅、錫(すず)などの金属でつくられているが、一般には錫製が多い。
容量は0.18リットル(一合)内外入るものが普通である。
酒をちろりに入れて、湯で燗をする。
ちろりの語源は不明だが、中国に、ちろりに似た酒器があるところから、中国から渡来したと考えられている。
江戸時代によく使用されたが、現在も小料理屋などで用いているところもある。
ちろりは、■みをつくし料理帖■に出てくるので、江戸時代に酒の熱燗をつけるのに使っていたのだと思っていたのだが、
「わろてんか」の万丈目歌子の一膳飯屋「万々亭]で出てきてビックリ。
今も使っているところがあると聞いて二度ビックリ。
小さいことが気になるので、友人に■校閲ガールか!■
と言われた。(⌒∇⌒)
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