カテゴリ:お出かけ
幾つもの涙の先に、輝くひとつの夢がある。 N.Y.ブロードウェイ。 幕が上がると、新作のためのオーディションの真っ最中。 新進演出家ザックの元に集まった大勢のダンサーの中には、ザックの元恋人・キャシーの姿もあった。 彼女はかつてスポットライトを浴びたこともあるもののハリウッドに進出して挫折、一からやり直すつもりで再びブロードウェイに戻ったのだった。 厳しいオーディションに合格したとしても手に入るのは「コーラス」、つまり無名の脇役。 「君たちはスターを彩る額縁、誰も僕の目を惹いてはいけない」とザックに宣告され、それでもダンサーたちはたった8人の採用枠に残るために自分のすべてを賭ける。 「君たち自身を知りたい」というザックの問いかけに、躊躇しながらも赤裸々に自分の人生について語り始める。 ミュージカルといえば、「ライオンキング」、■「美女と野獣」、■ ■キャッツ■など、背景や役者のメイクなど華やかなものが多い。 「コーラスライン」は、「ライオンキング」や「美女と野獣」と違って、豪華なセットはない。 内容も主役ではなく”その他大勢のキャスト”のオーディション会場での物語。 なんにもないただ、白い線が一本だけの舞台と稽古着の出演者たち。 コーラスラインというのは、舞台後方に引いてある”線”のこと。 主役と違って”そのた大勢”の出演者は、コーラスラインから前に出てはいけない。 冒頭のダンスシーンが終わると、長い単調な舞台が続く。 音楽も、聞き覚えのあるのは、「ワン」のみ。 この作品は、舞台上では目立たない、その他大勢組のダンサーたちの物語。 仕事を得るために整形した人、 同性愛者、 身長が低い悩みの人、バレエだけが自分の支えだという人、 さまざまな悩みや不安を持って、オーディションに集まってきた ダンサーたちが自分の人生を赤裸々に語っていきます。 いろんな悩みがあるが、思春期の悩みは共通。 地味な舞台だけに、 フィナーレの、金色のえんび服とシルクハット姿が華やかで素晴らしい!! 英語の舞台だったので、舞台のそでの両側に字幕がついていた。 オリックス劇場のそばの公園で娘のレイと待っていたら舞台の役者さんたちと見られる人が数人歩いていた。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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NYで観ましたがセリフが多くて、難しいミュージカルですね。
映画化されましたが、さらにドキュメンタリータッチのメイキングの映画もつくられました。 ベトナム戦争や人種差別が取り上げられ、エポックメーキングなミュージカルでした。 (2018.09.05 10:30:58)
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