テーマ:ヨーロッパ旅行(4171)
カテゴリ:海外旅行
■2018.7.5(木) 現在、ナショナル・トラストが所有し管理を行っている。 シシングハーストの庭園がつくられたのは、1930年代、 詩人のヴィタ・サックヴィル=ウェスト、彼女の夫で作家・外交官であったハロルド・ニコルソンによってである。 (▲井戸のある風景。) ヴィタはブルームズベリー・グループの仲間である作家で、『オブザーバー紙』の園芸記者としてウィークリー・コラムを執筆し大きな人気を得ていた。 そのため偶然にも(彼女は自分から売り込みを行ったことはなかった)、ヴィタ自身の庭が有名になったのである。 シシングハーストの庭園は、イギリス全土において最も愛されている庭園の1つで、世界中から観光客を集めている。 庭園そのものは、色やテーマによって異なる特徴を持ち、高く刈りこまれた垣根や多くのピンク色のレンガ壁で仕切られた、各々のルーム(room)の連続として設計されている。 (▲堀と東屋(パビリオン)) ▲パビリオン(東屋)について書いてある。 (▲木々に囲まれた美しい散歩道。) シシングハーストの土地は古くからある。 ハースト(hurst)とはサクソン語で『囲まれた森』を意味する。 防衛用に備えられた3つの堀を持つマナーハウスは、この地に中世に建てられた。 ヴィタとニコルソンがシシングハーストを知ったのは1930年であった。 2人がセヴンオークス近郊のロング・バーンに持っていた土地が、自分たちの管理が及ばないほどの開発が迫っていることを憂慮した後である。 ▲牧場へと続く。▼ シシングハーストは人の手が入らず遺棄された状態だったが、2人は邸宅の廃墟とその周辺の農地を購入した。 それから2人は我々が現在知っている庭園をつくり始めたのである。 ▲ホワイト・ガーデン▼ ▲ホワイト・ガーデン▼ ▲植木鉢もユニーク。▼ 2009年、BBC Fourは8回シリーズのドキュメンタリー番組『シシングハースト』を放送した。 住宅と庭園、アダム・ニコルソン(ヴィタとハロルドの孫)と妻サラ・レイヴンによる試みについて説明した内容であった。 彼らはナショナル・トラストと協力関係にあり、シシングハーストの寄贈者であり住人でもある。 ▲この手の花の植え方、ヨーロッパでよく見る。 うちに昔の流しがあるから真似したい♪▼ 【左】お揃いの帽子のカップル。【右】花模様が庭にピッタリ! 2人はシシングハースト・カースル農場において従来のWealden農業のかたちを復元させている。 ▲野菜もかっこよく作られている。▼ 彼らの計画は、シシングハースト内の レストランで出されるランチ用食材を提供する目的で土地を活用することである。 ■ヴィタ・サックヴィル=ウェスト■ * ▲ヴィタの部屋がある塔。 * ▲塔の1階の飾り。▼ * * ▲塔の上に上る途中で「VITA ヴィッタ」の文字。 ▲塔の上から見た庭。▼ ** ▲庭は、白い花と銀葉で構成されている場所があった。 ▲古いベンチがあった。 ▲納屋 リーズ城B&B にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.23 16:00:32
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