テーマ:世界遺産紀行(1089)
カテゴリ:海外旅行
■2018.7.7(土) 街中が世界遺産という■カンタベリー■に行った。 中世から代表的な巡礼地として栄えてきた。 「ウエストゲート(West gate)」という門がカンタベリー中心部への入り口。 街の西にあるこのゲートタワーは町の玄関とも言える場所に堂々と立っている。 昔のロンドンからの巡礼者はこの門をくぐりカンタベリー大聖堂へと向かった。 ウエストゲートはイギリスで現存する最古の門で、今もなお実際に通行ができる大変貴重なものです。 現在の門は630年以上もの歴史がありますが、最初に建てられたのは何と紀元3世紀。 この頃、古代ローマ人たちが町を守るために造られました。 (▲門の向こうが旧市街地。) その後、1380年代にフランスからの侵攻を防ぐためにより強固に造りかえられ、現在までその姿を維持しています。 (▲新市街地?門の近くの八百屋さん。) この門を抜ける道が、そのままカンタベリー市街の目抜き通りへとつながっている。 ▲門の近くに川があって、川沿いに駐車場がある。▼ この川の周りには、イギリスらしい昔ながらの家々が美しい状態で保存されています。 ▲カンタベリー大聖堂の門▼ そのカンタベリーが、この「カンタベリー大聖堂」で、カンタベリー観光には外せないスポット。 街の中心に位置する荘厳な大聖堂は、内部も圧巻で一見の価値ありです。 外観も内装も精巧に作りこまれた大聖堂を見ていると、巡礼者たちが憧れ目指す聖地というのも納得できるでしょう。 美しいステンドグラスを眺めるには天気のいい日中が最高ですが、夕暮れの大聖堂も素敵です。 ■聖オーガスティン修道院遺跡■ 現在、聖オーガスティン修道院の遺跡は世界遺産に登録されており、 イングリッシュ・ヘリテッジに管理されている。 今日の修道院遺跡はカンタベリー大聖堂の東側のかなり広い範囲に及んでいるが、かつて修道院の全盛期には、修道院付属教会は近隣のカンタベリー大聖堂とその規模を競っていたのである。 しかし16世紀には修道院解散命令が出て、以降は宮殿として貴族たちに貸し出されましたが、18世紀以降になると廃墟となってしまいました。 現在は、聖アウグスティヌスがもたらした歴史的功績をたたえて、ユネスコ世界文化遺産にも登録され、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。 マーティン教会は、世界遺産のひとつ聖オーガスティン修道院より徒歩で約5分にひっそりと佇む石造りの趣ある小さな教会です。 イギリスで現在使用されている最古の教会で、イギリスの宗教史にとても重要な役割を担った教会です。 ▲マーティン教会の門▼ 6世紀にローマ教皇のグレゴリウス1世からキリスト教布教のために派遣された、アウグティヌスが同所を起点として布教活動したことでも知られています。 アウグティヌスが 597 年に布教活動に訪れる前にケント王妃のベルタの私的な礼拝堂として建てられました。 建設時期はローマ占領時代が終わった4世紀半ばだと考えられています。 教会の基礎部分の煉瓦や教会内にあるタイルの壁などは古代ローマ時代のものです。 イギリスを代表する作家チョーサーの代表作である「カンタベリー物語」。 ■カンタベリー物語■は 14世紀を生きた英国の詩人、ジェフリー・チョーサーが書いた物語集。 カンタベリー大聖堂へと巡礼の旅にでかける一団が、道中の退屈しのぎに、それぞれが知っている物語を次々と披露していく様子をえがいています。 ■カンタベリーが巡礼地として脚光を浴びたのは12世紀。■ きっかけとなったのは、大司教トマス・ベケットにまつわる奇跡の物語。 国王と対立の末、カンタベリー大聖堂の中で暗殺されたベケットが、死後、難病や大けがに苦しむ人々のもとに現れ、治してくれたという話が広まり、世界各国から巡礼者が訪れるようになったのです。 現在は、ゴシック建築の最高傑作と称される大聖堂や、 中世の美しい街並みが広がる旧市街を一目見ようと、世界中から大勢の観光客がやってきます。 (☚街に立っていた人形) カンタベリー大聖堂、聖マーティン教会、聖アウグスティヌス修道院跡は、とともに、世界文化遺産群に指定されているということで、予定は消化した。 この日、カンタベリーは、最高気温29度、最低16度だったとか。 昼食後、B&Bに戻って16:30まで、休憩。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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