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2019.05.14
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カテゴリ:映画
ホワイト・クロウ 伝説のダンサー

生きることは踊ること。
踊ることは生きること。


1961年、23歳のルドルフ・ヌレエフ(オレグ・イヴェンコ)はキーロフ・バレエ団の一員として、パリ公演のために生まれて初めて祖国ソ連を出る。
ダンスへの情熱は誰よりも強いルドルフは、パリの生活に魅せられ、この魅惑的な街で得られる文化や芸術、音楽のすべてを貪欲に吸収しようとしていた。
だが、彼の行動はKGBに監視され、政府の圧力は強まるばかりであった。
そんななか、ルドルフはフランス人女性クララ・サン(アデル・エグザルホプロス)と親密になるが、その一連の行動により、政府からの疑惑の目はますます強まっていくのだった。
6月16日、パリ、ル・ブルジェ空港。
次の公演地へ向かおうとするルドルフだったが、突然帰国を命じられる。
それは、収容所に連行され、ダンスを続けることすらままならない未来を暗示していた。
団員たちが旅立ち、KGBと共に空港に残されたルドルフは、不安と恐怖に襲われるなか、ある決断をくだす……。

■映画のメモ■
20世紀最高と言われるソ連出身のバレエダンサー ルドルフ・ヌレエフ の半生を描いた映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』を見てきた。
映画:愛と哀しみのボレロ■でも描かれているが、天才ダンサーということと、パリに亡命したということなど、知っているが、今回いろんなことが分かった。

プロフィール
正確な誕生日は不明だが、3月17日前後に、父親の赴任地に向かう途中のシベリア鉄道の車内で生まれた。
ヌレエフという名はアラビア語の姓「ヌーリー(光の)」をロシア風に改姓したもので、ルドルフの父ハメットの誕生の際から戸籍に登録されている。
父ハメットは軍人で愛国者でもあり、共産主義に傾倒していた。
ちなみに、親族は中央アジアの流れを汲むタタール系である。


◎親族は中央アジアの流れを汲むタタール系である。
このせいか、ヌレエフは、同じロシア人でも、自分は差別されているかのように、言っていた。
(パリのカフェのシーン。)

3歳でバシキール共和国ウファに移住し、幼少の頃から舞踊に興味を示した。
父親の反対はあったが小学生の頃から民族舞踊のサークルに参加して、レッスンを受けるようになる。

◎映画の中で、幼いヌレエフが、踊る姿がかわいい♪

映画は、過去と現在を行き来する形で進が、
幼い頃のシーンは、白黒で、(わずかな色だけ)表現。

当時は民族舞踊的なものが主体だったが、11歳のときから、当時ウファに転入してきた元ディアギレフ・バレエ団のアンナ・ウデルソヴァにバレエの手ほどきを受け、才能を注目されるようになった。
 17歳でロシアバレエの名門校、ワガノワ・キーロフバレエ学院に編入し、本格的なバレエを学ぶ。
入試にあたっては試験官から
「あなたは歴史に残るバレエダンサーになるか、失敗するかどちらかでしょう。
恐らく後者の可能性の方が大きいでしょうけれど…」と言われたという逸話がある。
名教師プーシキンに師事した後、ソリストとしてキーロフ・バレエ(現マリインスキー・バレエ)に入団。
ニジンスキーの再来とまで言われるようになる。
反面、激しい性格と反抗的な態度から政府に警戒されるようになる。
1961年に、海外公演の途中に亡命。
 1963年ごろから英国ロイヤル・バレエのゲストとして20近く年上のマーゴ・フォンテインとペアを組み、後に伝説のパートナー・シップとまで言われるようになる。

◎女性バレリーナがヌレエフに一緒に組んで踊ろうと誘う。
20歳近く年上の彼女は、誰かと調べたら、マーゴ・フォンティーンだった!!
びっくり♪
彼女曰く、
「年上の女性ダンサーが若い男性ダンサーと組んだら
男性は、上手いと思われるし、女性は、若いと思われる。
どっちも徳。」

1993年、AIDSによる合併症のため、54歳で死去した。
ヌレエフ役には

ロシアでの大々的なオーディションを行った結果、ヌレエフ役にはカザン・タタール国立オペラ劇場バレエ団のオレグ・イヴェンコが選ばれました。
彼を選んだ理由を5つ挙げています。
①身体的にヌレエフに似ていること
②スクリーンでの演技について理解できる才能
③インテリジェント
④人の話を聴く耳がある
⑤カメラに愛されている(ずっと見続けていたい)
皆が知っている人物について映画を制作するとき、似ているかどうかはとても重要ですが、その点、オレグ・イヴェンコはかなり似ているといいます。
ちなみに、ヌレエフはタタール人ですがイヴェンコはウクライナ人だそうです。

◎タタール人って単語、初めて知った。
★重力を無視したジャンプで観客の魂を奪ったヌレイエフ。
彼はそのまま自由を求め、鉄のカーテンをも跳び超えた!
戸田奈津子(字幕翻訳者)


タイトルの「ホワイト・クロウ」には「類(たぐい)まれな人物、はぐれ者」の意味があるそうだ。
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Last updated  2019.05.14 00:09:16
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