テーマ:■大阪探検■(678)
カテゴリ:八百八橋散歩
■東横堀川■に沿って歩いていたら、水門に船がいた。 東横堀川の■高麗橋■と平野橋の間に、水門がある。 東横堀川と道頓堀川にある東横堀川水門と■道頓堀川水門■によってこの水域の水位を一定に保っていて、ここを通過する際、水門の仕組み(動き)を見ることができます。 水質を保つために大川から多くの水が流れ込む調整機能もあるんですよ。 この水門の北側に架かっている高麗橋から、水門を通過する船の様子を眺められるのも楽しいところです。 道頓堀水門と対になって機能しています。 建設された目的は、比較的きれいな水が流れている大川の水を、淀んで色もくすんでしまっている道頓堀川と東横堀川に取り入れることにあります。 ■水門の働き■ (1) 高潮の防御:大雨や高潮により水位が上昇する時は、水門を閉め、浸水被害を防ぎます。 (2) 水位の制御:道頓堀川は潮の干満によって水位が変動する川ですが、両水門により、河川水位をほぼ一定に制御します。 (3) 閘門機能:水門の前後で水面の高さが違う時に、水門内で水位の調整を行い、船舶を航行させることができる閘門を併設しています。 (4) 水門操作による河川浄化:大阪湾の潮の干満に合わせた水門操作を行い、寝屋川の汚れた水の流入を防ぎ、大川(旧淀川)のきれいな水を導き入れています。 ◆上げ潮時 東横堀川の水門を開け、きれいな大川の水(浄化用水)を東横堀川・道頓堀川に取り入れます。 その結果、道頓堀川・東横堀川には、きれいな水が貯留されます。 ◆下げ潮時 道頓堀川水門を開け、東横堀川・道頓堀川の水を下流へ流し、水の入替えを行っています。 また、東横堀川水門を閉じ、寝屋川からの汚れた水が東横堀川・道頓堀川に入らないようにします。 ■東横堀川■の橋上流から ■葭屋橋■ - 土佐堀通 ■今橋■ ■高麗橋■ (東横堀川水門) 平野橋 大手橋 本町橋 - 本町通 農人橋 - 中央大通 久宝寺橋 安堂寺橋 末吉橋 - 長堀通 九之助橋 東堀橋 瓦屋橋 上大和橋 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.14 00:14:49
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