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おしゃれ手紙

2019.06.15
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テーマ:令和(69)
カテゴリ:時事ネタ・主張
 2019年6月5日(水)朝日新聞に載っていた「元号」に関する記事が面白かったので、ここに転記しておく。
 「新元号を考える 令和 ひざまずく先は」
池澤夏樹


さて、改元から一カ月、新しい元号の使い勝手はいかがだろう。
今回の皇位継承は諒闇(りょうあん)なき祝祭だったから世間がはしゃいだのは当然としても、お祭り総理の音頭取りでメディアをはじめみなみなよく踊ったものだ。
制定の過程を見ていてわかったのは、元号とは天皇制の権威を背景に官邸が国民に下賜(かし)するものだということだ、とうことだ。
プレゼントなのだからありがたく受け取るのが礼儀であって、中身に文句をつけたりしてはいけない。
「さあいいよ」と言われる前に包装を破いて中を見るのもダメ。

それが関係者のケータイ預かりなどなど、大掛かりな守秘の理由だった。
いわばめでたい縁起物。
 佐藤愛子さんに倣って「何がめでたい」などと言うのも御法度。◎ここから、略。
■字面■
明治、大正、昭和、平成、どれも字面いっぱいの四角い字が縦に並んで安定感があった。
今回は「令」がなで肩で菱形で「和」の上に乗せた時に頼りない。
■読み■
「令」は「りょう」と読めばよかった。
呉音は漢字よりも早く日本に入ったので、それだけ古雅に響く。
■意味■
いくら令嬢や令夫人などを用例に出しても、
この文字の第一義は「部下に対して命じる」である。
成り立ちは「神官が礼帽を目深に被り、跪(ひざまず)いて神意を聞く形」だという。
上位下達であり、法令の「令」なのだ。
今回、呼ばれた有識者の面々に学者はいても詩人たちはいなかった。
詩人は言葉の実施の専門家、こういう場面でこそ意見を問うべき相手である。
コピーライターや書家もまた同じ。
具体的に名を挙げれば、石川九楊、糸井重里、岡野弘彦、高橋睦郎、谷川俊太郎、長谷川櫂、馬場あき子。
こういう人たちが参画するべきだったが彼らに声は掛からなかった。
理由は明らかで、本気の議論になっては勧進元である首相官邸が困るからだ。
つまりは下賜する側、恩着せがましく渡す側の事情である。
■私見・こんな元号がいい■

候補六点の中では「万和(ばんな)」がよかった。
響きとしてはbの破裂音が元気がある。
「まんわ」ではなく「ばんな」と読むといわば音韻としてキャラが立つ。

ぼくが歴代の元号の中でいちばん美しいと思うのは「天平」だが、これも「てんぴょう」と読むところがいい(というのは井上靖に由来するロマンティシズムか)。

いくたび元号を変えようとも、変わらない影の元号がある。

「戦後」。
(以下略)


新元号:「令和」とは どんな眺めぞ・・・
新元号4月からじゃダメですか?

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Last updated  2019.06.15 11:13:43
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