テーマ:日記(340)
カテゴリ:雑記
お正月の食べ過ぎを解消しようと、散歩に出かけた。 私の家の周りは、新興住宅で敷地が小さいけれど、少し歩けば、昔からの村落がある。 この辺りは、大きな家が多くて立派な倉や門構えの家が沢山ある。 そんな家の周りを歩いていると、昔からの石の道具を見つけた。 まず、石臼。 ■石臼は■石でできた臼であり、さまざまな素材を挽いて粉にするための道具である。 石臼は、上下一対のペアで使用される。 一般に挽き石臼では、下部の静止した石が「固定臼」と呼ばれ、上部の可動する石は「回転臼」と呼ばれる。 中央の穴は「投入口(もの入れ)」と呼ばれるもので、ここから穀物などが臼の内側に送られる。 また、脇に挽き手の差込穴があって回転臼を回すことができる。 昔は、穀物を粉にしていた臼も今は、敷石となっている。 また歩いていると、家のすぐそばに石が!! これは、唐臼(からうす)の支点になる部分。 ■唐臼のイラスト■ 唐臼とは米の精米道具。 丸くくぼんだ石・陶製の臼を地中に埋めたり、木の臼を置いたりして、長くのびた柄を足で踏みながらつく。 柄の中ほどにこの石があって、支点になっている。 イラストのグレー部分。 まるっこい二つの石は、餅つき用の石臼。搗き臼ともいう。 臼には木の物もあるが、石のものもある。 私の実家は、石の臼だった。 最近の石臼は、加工されて外も丸いが、昔の物は、外は加工されていない。 この臼は、手水鉢にもいけると思い、どこかに落ちてないかな・・・と思っている。 まぁ、庭がないけど・・・。( ;∀; 唐臼も石臼も今は、家に車がぶつからないように、車止めとして活用しているのだろうか。 またしばらく行くと、ひき臼が・・・。 こちらは植木鉢の台として活用されていた。 左には、火鉢がこれまた植木鉢の台に・・・。 石って、ゴミとして出せないのかも・・・。 また、石の道具には捨てがたい味がある・・・。 この小さな橋。 大小二つの石で出来ている。 これまた、いい味で、写真をパチリ♪ 30分ほどの間に見つけた、石の民具。 歴史のある家には、珍しくないものだろうけど、最近はとんと見かけなくなったものばかり。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.13 00:02:45
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