テーマ:■雑学王■(672)
カテゴリ:里山・歳時記
今日は、1月20日は、大寒。
■大寒は、「だいかん」■ と読み、季節を表す言葉の一つです。 読んで字の如く、寒さが大きいと書くことから一年で最も寒いのが、この大寒の時期です。 頃という曖昧な記述になるのは、必ずしも1月20日が大寒と決まっているわけではないからであり、2020年の大寒は1月20日となっています。 暦の上では、1月20日からが一年で最も寒い時期ということになりますが、実際には一週間ほど後の1月26日から2月4日までに最低気温を更新することが多く、若干のズレがあります。 国内最低気温氷点下41度が記録されたのも、明治45(1902)年1月25日で北海道旭川。 ところで氷点下41度とはいったいどのような世界だったのでしょうか。 今よりもずっと寒さの厳しかったころの旭川では・・・。 ●凍結で電線が切れた。 ●電線に止まっていたスズメが凍って落下した。 ●醤油が凍って瓶が割れた。 ●灯油、清酒が凍った。 ●多数の木々で「凍烈」がおきた。 などが、厳冬期にはよく見られたと言います。(「旭川市」第一巻ほか) その後、昭和6(1931)1月27日に北海道・上川(旭川)で氷点下41.5度を記録し、これが国内最低気温となった。 最低気温が出た2回とも1月25日と27日で 暦の上では、1月20日からが一年で最も寒い時期ということになりますが、実際には一週間ほど後の1月26日から2月4日までに最低気温を更新することが多く・・・ ということが証明されている。 「寒仕込み」といって、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込むのに最もよい時期とされています。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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