2020/01/28(火)00:22
冬時間のパリ★出版業界
■冬時間のパリ■♪音が出ます!!
人生は一冊の本に似ている。
フランス、パリ。
敏腕編集者のアラン(ギョーム・カネ)は電子書籍ブームが押し寄せるなか、なんとか時代に順応しようと腐心する日々。
そんなある日、作家で友人のレオナール(ヴァンサン・マケーニュ)から、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。
レオナールは、我が道を行く私小説作家で、アランは内心、彼の作風はもう古臭いと感じていた。
ところが、アランの妻で女優のセレナ(ジュリエット・ビノシュ)の意見は正反対だった。
最近、アランとセレナの関係はあまり上手くいっているとはいえず、アランは年下の部下・ロール(クリスタル・テレ)と不倫中。
一方、セレナの方もレオナールの妻で政治家秘書のヴァレリー(ノラ・ハムザウィ)に内緒で、彼と秘密の関係を結んでいるのだった……。
紙からデジタルへ、テクノロジーの進化と共に変化を迫られるパリの出版業界を舞台に、編集者と女優、作家と政治家秘書という2組の夫婦の愛の行方を軽妙なタッチで映し出す。
映画の中で、聞いて心に残ったのが
「PCは、買う時に高額だし、プロバイダーに支払うお金もかかる。
(そのお金は使うのに)本や新聞にお金をかけるのを嫌がる傾向にある。」
blogを読むのはタダと思っているが、お金がかかっているということだ。
また、Twitterやblogで素人が文章を書き始めたとも言ってた。
しかし、最近、blogより文章を書かなくていい、インスタグラムが流行っている。
パリの小さな道に落ち葉が沢山あった。
日本は、一枚の落ち葉も見逃さない国民性。
アランの妻は、枯れ葉のついた枝をとってきて、花瓶に入れていた。
落ち葉も枯れ葉も味わう。
さすが、パリである!!
映画の中に■映画・白いリボン■について何回も語られていた。
この映画、フランス語なので、理解は出来ても面白がるところまでいかないのが残念・・・。
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