テーマ:☆東京☆(247)
カテゴリ:国内旅行
■2月13日(木) 東京旅行最後の日は、京都庭園美術館に行った。 ■東京都庭園美術館■ 港区白金台にある東京都庭園美術館は、朝香宮ご夫妻の旧邸宅を利用し、1983年に開館しました。 幅広く様々な美術作品や工芸品などを展示する美術館は、なによりアール・デコ様式の建築と緑豊かな庭園が美しいことで知られています。 大量生産と工業化の時代に対応した、幾何学図形や直線を多用して作られるデザインスタイルで、1925年のアール・デコ博覧会で世界的に普及したと言われます。 このスタイルを踏襲して作られた本館は、4年の歳月をかけて作られました。 当時の技術の粋を尽くして作られた建築は、現存するアール・デコ様式の個人住宅のなかでも質が高く、保存状態も大変良いものとして知られています。 建築設計は当時の宮内省の担当技師である権藤要吉です。 この邸宅は、アール・デコ様式で仕上げられていますが、入口には意外にも狛犬が鎮座しています。 朝香宮殿下のご意向で配置されたこの狛犬。 玄関の床を見ると、美しい模様が。 タイルに見えますがこれはすべて職人によって組まれた石だそうです。 技術的に高度なものですが、当時の職人の腕の高さが伺えます。 正面玄関ガラスレリーフ扉はフランスのガラス工芸家ルネ・ラリックの作品です。 翼を広げる女性像は、型押ガラス製法で作られています。 一点ものであるということとその大きさを考えると、ラリックの作品の中でも貴重な作品といえます。 ◆アンリ・ラパンの屋内噴水器(香水塔)◆があります。 「香水塔」には水が流れるような仕組みが施されていたので宮内省の図面などには「噴水器」との記述がされていた。 朝香宮邸時代に上部の照明部分に香水を施し、照明の熱で香りを漂わせたという由来から、後に「香水塔」と呼ばれるようになったとか。 ◆ベランダ◆ 建物の南側にあるこのベランダからは芝庭や日本庭園が一望でき、殿下妃殿下の居室からのみ出入りできる、ご夫妻専用のベランダ。 床には国産の黒と白の大理石が市松模様に敷かれている。 ◆暖房のカバーいろいろ◆ ▲いかにも、アールデコなデザイン▼ ▲魚のデザインの暖房カバー▼ この他にも暖房器具のデザインはいっぱい。 ▲二階への階段と▼窓のデザイン ▲旧館から新館へ渡る廊下には美しい影が出来ていた。 新館1階にあるカフェ「Cafe du Palais(カフェ・ド・パレ)」で、アイスクリームと珈琲を。 日本庭園内に茶室「光華(こうか)」がある。 木造瓦葺平屋建てで1938年(昭和13年)完成。 ランチは、JR目黒駅近くで。 JR山手線「目黒駅」東口、または、東急目黒線「目黒駅」正面口から徒歩約7分 都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口から徒歩約6分 品川から新幹線で帰る。 ■アールデコの町、ネイピア■ ■東京3泊4日■ ■2月10日(月)■11648歩 ■月島でもんじゃ焼き■ ■佃島■ ■東京駅■ ■2月11日(火)■13307歩 ■東京スカイツリーとミナペルホネン■ ■はとバス・浅草寺と墨田川クルーズ■ ■2月12日(水)■24726歩 ■神田川・万世橋駅跡のレトロな建物■ ■目黒川・TVドラマ「最高の離婚」の名台詞と聖地巡礼■ ■劇団四季の「ライオンキング」鑑賞とThe Show Must Go On■ ■2月13日(木)■11484歩 ■アールデコの館・東京庭園美術館■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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