テーマ:映画館で観た映画(8348)
カテゴリ:映画
彼女は一度も失敗せずに奴隷から英雄になった。 1849年、アメリカ・メリーランド州ドーチェスター郡。 ブローダス一族が所有する農園の奴隷として、幼い頃から過酷な生活を強いられている“ミンティ”ことアラミンタ・ロス(シンシア・エリヴォ)。 彼女の願いはただ1つ、いつの日か自由の身となって家族と共に人間らしい生活を送ることであった。 そんなある日、奴隷主のエドワード・ブローダス(マイケル・マランド)が急死。 借金返済に迫られたエドワードの妻エリザと跡取り息子のギデオン(ジョー・オルウィン)は、ミンティを売りに出す。 遠く離れた南部に売り渡されたら、もう二度と家族には会えず、お互いの消息すらわからなくなってしまう。 悲運を察知したミンティは、農園から脱走。 神の導きと夜空に輝く北極星だけを頼りに、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指すのだった。 実在の奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生を活写するヒューマンドラマ。 1849年アメリカ。 ブローダス農場の奴隷ミンティは、幼い頃から過酷な労働を強いられていた。 ある日、ミンティは借金の肩代わりに売りに出されそうになり、脱走を決意する。 出演は、本作で第92回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたシンシア・エリヴォ、「オリエント急行殺人事件」のレスリー・オドム・Jr、「ドリーム」のジャネール・モネイ。 監督は『クリスマスの贈り物』のケイシー・レモンズ。 オバマ政権下で新20ドル紙幣の肖像に選ばれた、アフリカ系女性の奴隷解放運動家ハリエット・タブマンを描いた伝記映画というがまったくハリエットのことを知らなかった。 映画は1849年、今から170年前からはじまる。 タバコや綿花などのプランテーションを産業の基盤とする南部の白人たちは、17世紀後半から主な労働力として黒人を奴隷として扱っていた。 当時黒人奴隷たちは白人家庭の「所有物」とされており、アメリカ各州では奴隷法が定められていたという。 奴隷が反抗の兆候を見せたら殺害することは、最初のアフリカ系黒人がアメリカに渡って来た17世紀から州法によって認められていた。 第92回アカデミー賞では主演女優賞と、劇中で自らが歌う「スタンド・アップ」で歌曲賞にWノミネートされる快挙を果たしている ●■アフリカ系住民に対する差別。■ イギリスは1800年代頃からアフリカ大陸で暮らす黒人たちを金の力や暴力などによって捕らえ、奴隷としてアメリカに販売し大きな利益を上げた。 また、黒人奴隷たちは商人たちによって売買されたりもした。 南部にも人道的見地から黒人奴隷反対派の住民は多くいた。 そのため、中にはそれらの黒人奴隷反対派の住民らが、奴隷撤廃派の多かった北部への逃亡を手伝うこともあった(⇒地下鉄道)。 そのほかにも、アメリカには、以下のような差別がある。 ●インディアンに対する差別 ●メキシコ系住民に対する差別 ●アジア系住民に対する差別 ●アラブ系住民に対する差別 ●カトリックに対する差別 ●「アンクルトムの小屋」1852年3月20日発売。 ●南北戦争は、1861年~1865年。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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はじめまして。
シェーグレン症候群の方のブログを検索しておりましたら、貴方様のブログと出合いました。シェーグレン症候群は克服されたのでしょうか? (2020.06.21 13:11:23)
もしよろしければ、最近のシェーグレン症候群の症状などお聞かせ頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。
(2020.06.21 13:45:23)
シェーグレンさんへ
こんばんわ。 シェーグレンの記事を書いてから随分経ちます。 涙が出なくなり、唾液が出なくなって、いろんな症状がでましたが あれから以後、症状がなくなりました。 お医者さんいわく、 「シェーグレンじゃなかったね・・・。」 歳を重ねた女性がホルモンのバランスが崩れたために起こる病気だったのではと 今では思っています。 参考にならず、すみません。 (2020.06.21 22:31:12)
シェーグレンさんへ
いろんな所で、血液検査など、いろんな検査をしましたよ。 シェーグレンでは無かったのですが、女性ホルモンの低下による様々な病気になりました。 当時は、骨密度の低下で骨折も度々しましたが、治療の結果、 今は、骨密度も上がってきて、歳並みになりました。 (2020.06.21 23:46:59) |
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