テーマ:環境問題、環境保護(199)
カテゴリ:環境問題
残暑お見舞い申し上げます!
40度近い気温にクラクラするような毎日。 毎年、気温が上がっているようだという声があちこちから聞こえてくるけど、プラスティックと気温が繋がっているという話題を! サーキュラーエコノミーを推進するエレンマッカーサー財団の報告書によると、2014年には、石油生産の6%がプラスチックに使われました。 このまま行けば、2050年までには、20%にもなります。 もしそうなれば、2014年には1%だったプラスチックが原因の温室効果ガス排出は、2050年には最大15%にまで増えることになります。 石油産業の利益は、プラスチックの継続的使用にも依存しています。 気候変動対策が世界中で叫ばれ石油の需要が減るなか、石油業界は石油性プラスチックの生産規模の拡大を狙っています。 石油会社が意図するまま、私たちが使い捨てプラスチックを使い続ければ、それだけ気候変動を推し進めることにつながってしまいます。 ■2) プラスチックは燃やされている プラスチックが燃やされると、温室効果ガスが発生します(そして有害物質も)。 少々古いデータですが(現在最新のデータの算出方法を問い合わせ中…)、2007年には廃プラスチックの燃焼で2,000万トンのCO2が排出されています。 これは、1年間のCO2排出の1.5%に当たります。 ■3) 植物性プラスチックでもCO2排出 トウモロコシやサツマイモなどを原料とした植物性のプラスチックが増えています。 日本政府も、2030年までに使い捨てプラスチックを25%削減するという(低くて遅い)目標 を立てようとしていますが、その代わり植物性のプラスチックの開発に投資して普及させようとしています。 しかし、こうした代替プラスチックにも、気候変動を推し進める危険があります。 植物性プラスチックの需要が増えたら、原生林を破壊してそこにプラスチックのための畑を作るかもしれません。 そうすると、森や土が蓄えていたCO2が空気中に放出されることになります。 ■切っても切り離せない使い捨てと気候変動 使い捨て文化と気候変動は、切っても切り離せません。 ごみを出さないサステナブルな暮らしと、私たちが安全に暮らせる未来はつながっているのです。 環境NGO:グリーン・ピース リサイクルしても問題あり■のペットボトル。 ■「プラスチック・フリー生活」■以外、解決策は、なさそうだ。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.08.17 00:30:00
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