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2020.12.07
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テーマ:■雑学王■(672)
カテゴリ:国内旅行

▲みもすそ川公園の紙芝居「下関ふく物語」。
下関市は、日本一の河豚(ふぐ)の街。
街のあちらこちらに、フグがある。

下関とふぐ
下関とふく(しものせきとふく)は、フグの集積地としての山口県下関市について記述する。
下関など西日本では、フグの事を濁らずに「ふく」と呼ぶ場合が多い。
これは、フグが「不遇」に繋がり、フクが「福」につながるからなど、諸説がある。
若年層は普通にフグと発音することも多い。

▲河豚の取引。
■下関がフグの集積地となった背景■
まず立地面でみると、以下の点が挙げられる。

トラフグの産卵地である玄界灘沖や瀬戸内海西部沿岸に近い。
東シナ海、日本海と瀬戸内海を結ぶ交通の要衝の地である。
東シナ海、日本海、瀬戸内海ともにフグの好漁場である。

現在も、フグのなかでも高級とされる天然のトラフグなどは下関に全国の7割から8割が集荷される一大拠点である。

▲宿の畳。
また流通面でみると、以下の点が挙げられる。

フグの加工に必須である「身かき」「皮むき」の加工場が下関付近に集積した。
フグの身を引き締めるため1日程度、生きたフグを水槽内で絶食させるが、これをトラック輸送内で平行して行うことで長距離輸送が可能。
特に、「身欠き」「皮むき」など、フグの持つ毒のため加工技術は他の魚と異なる技術が必要であり、一朝一夕で習得できるような単純な技能ではない。従って、フグが水揚げされる他の地域でもフグ加工技術の集積がないため、下関へと輸送する場合が多数である。
 昭和天皇が1964年(昭和39年)に下関に行幸した際には、中毒の恐れがあるからとフグを食べられないことに真剣に憤慨し、自分たちだけフグを食べた侍従たちに「フグには毒があるのだぞ」と恨めしそうに言ったという逸話がある。
その一方で同所ではイワシなど季節の魚に舌鼓を打ったという。
ふぐの刺身、「てっさ」の語源
てっさとはふぐの刺身を指す言葉で、ふぐの消費量が日本一と言われる大阪を中心に使われている呼び方です。
この「てっさ」という呼び方、何が語源・由来なのでしょうか。

▲マンホール。
日本では古くは縄文時代からふぐが食されてきましたが、その長い歴史の中で禁食の時代もあったんです。

▲マンホール。
しかし禁止されているふぐを食べることをおおっぴらには言えませんから、みんなふぐのことを隠語で呼び密かに流通させていたのです。当時ふぐは「鉄砲(てっぽう」という隠語で呼ばれていました。
「ふぐの毒に当たると死ぬことがある」=「鉄砲の弾に当たると死ぬ」という二つの意味を掛け「てっぽう」と呼んでいたのです。ふぐの刺身は「てっぽう」と「さしみ」が合わさって、それが「てっさ」になり、定着していったのです。


▲河豚提灯。

新世界 ふぐ提灯の消えて冬  たけし
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Last updated  2020.12.07 00:02:23
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