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2023/02/21(火)17:39

バビロン★ハリウッドの歴史

映画(1148)

■バビロン■ 夢をつかむ覚悟はあるか 1920年代のハリウッドは、すべての夢が叶う場所。 サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)は毎晩開かれる映画業界の豪華なパーティの主役だ。 会場では大スターを夢見る、新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と、映画製作を夢見る青年マニー(ディエゴ・カルバ)が、運命的な出会いを果たし、心を通わせる。 恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていく。 マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。 しかし時は、サイレント映画からトーキーへと移り変わる激動の時代。 映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。 果たして3人の夢が迎える結末は…? ■『ラ・ラ・ランド』■の監督最新作の舞台は、ゴージャスでクレイジーなハリウッド黄金時代。 豪華なファッションに、ド派手なパーティ、規格外の映画撮影に、熱狂的ジャズミュージックが、観る者の感性を刺激する。 主演には、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーを迎え、激動のハリウッドで夢を叶えようとする男女を演じる。 ゴールデン・グローブ賞では作品賞や演技賞をほぼ独占するなど主要5部門にノミネート。 本年度の賞レースの主役との呼び声高い、未来に語り継がれる新時代の名作が誕生した! 無声映画からトーキーへの移行期のハリウッドを舞台に、映画業界で夢を叶えようとする男女を描く。 ★■時代は■俳優たちの行いを管理し、画面上でのヌードや薬物の使用を禁止した自主規制条項“ヘイズ・コード”施行直前の1920年代後半。 そこでは、あらゆる堕落した行為が野放しにされていたことを伺わせるのが、このパーティシーンだ。 ★ほとんどのメインキャラにはモデルがいる。 ネリーは自分の性的欲求をオープンにすることで国中に旋風を巻き起こした元祖”イットガール(愛らしさとセクシーさを兼ね備えた新人女優の呼び名)”、クララ・ボウにインスパイアされていて、ボウはどんな状況でもすぐに涙を流せるという特技の持ち主として知られている。それを目薬なしで再現するマーゴット・ロビーの熱演には唸る。 *無名の新人から大女優になったネリーは、声がよくないという理由で役が来なくなる。 ★マニーは当時のハリウッドで最年少のスタジオ幹部となったキューバ移民、ルネ・カルドナがモデルとされている。 ★トーキーに変わったことで撮影現場に生じた混乱についても映画は正しく伝えている。 ネリーが初めてトーキーの撮影に臨むシーンで、靴底が音を立てただけでマイクがそれを拾ってしまい、NGが出て、何度も何度もテイクを繰り返すというところだ。 おかげで異常なほど加熱した防音ボックスの中に閉じ込められたカメラマンが、気絶してしまう場面もある。 トーキーの撮影シーンでは、音がするからと、暑くてもクーラーがかけられない。 スタッフの履物は、歩いた時音がしないように、ゴム底の靴。 ★唯一、時代の変化に適応するのがいつもパーティシーンでトランペットを奏でていたシドニー・パルマー(ジョヴァン・アデポ)だ。 トーキー映画の音楽の重要性を認識したハリウッドメジャー各社が、数多くのミュージカル映画をシドニーのために用意したのだ。 シドニーは映画が音声を獲得するまでは冷遇されていた伝説の黒人ミュージシャン、デューク・エリントンやルイ・アームストロングたちを束ねたキャラクターだとか。 そう考えると、『バビロン』は隅々までハリウッドの映画史を学ぶのに最適なテキストと言えそうだ。 ★映画の中で雪を降らすシーンにアスベストを降らせていた。 怖っ!!  映画の中に、「雨に唄えば」、「アバター」・・・などなど多くの映画の名シーンば流れている。  「カメラを止めるな!」と叫ぶシーンがあって、思わず笑った。( ´∀` ) 189分と3時間を超えるけれど、まったく退屈しなかった。 この長尺を撮らせてもらえる監督って本当に信頼されているんだなと思った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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