テーマ:国内旅行について(2652)
カテゴリ:国内旅行
■10月22日(火)-2 山形城でガイドさんと合流、山形城に続いて、あちこち案内してもらった。 ▲旧済生館本館(山形市立郷土館) 旧済生館本館は、1878年(明治11年)に建てられた洋風の病院建築で、現在は霞城公園内に移築されている。 外国から導入した新しい建築技術と日本古来の工法を組み合わせて設計されているなど意匠が優れており、明治初期の木造高層洋風建築物として貴重な建造物であることから国の重要文化財に指定されている。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ▲山形県郷土館 文翔館 山形県郷土館は、1916年(大正5年)に県庁舎および県会議事堂として建設された英国ルネサンス様式の建造物で、国の重要文化財に指定されている。 新県庁舎が建てられた現在は改築され、地域に関する資料を展示しているほか、会議室やコンサートホールが一般に開放され県民の文化活動の場として利用されている。 ▲美は細部にやどるというけれど、階段の手すりにまで美しい細工が・・・。▼ 旧県庁舎の塔時計は、日本で現在稼動している内では、札幌の時計台に次いで2番目に古いものであり、文翔館のシンボル。 建物の基礎から塔の避雷針の付け根までの高さは約25メートルで、最上階には大きな時計装置がある。 振り子を動かす分銅は、5日に1度、時計職人の方が手動で巻き上げており、現在まで文翔館の時をたゆまず刻み続けています。 ▲道路の正面に「旧県庁舎」がある。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ▲水の町屋七日町御殿堰 御殿堰は山形市内にある五堰(5つの用水路)のひとつ。 かつて農業用水、生活用水として利用され、御殿堰の一部は山形城の城濠(しろぼり)にも流れていました。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ▲シネマ通り ここはかつては「旭銀座」と呼ばれた山形の賑わいの中心地。 山形市の繁華街、七日町(なのかまち)。 そこに、通称「シネマ通り」と親しまれている通りがある。 シネマ通りには、その名の通り、かつて映画館があり、書店やダンスホールもあったという山形随一の文化拠点。 山形の若者たちはここを訪れ、映画にダンスに明け暮れた。 大正時代から続いたそのにぎわいは、いつしか終わりを迎え、かつては6軒もあった映画館は、今となっては1軒も存在していない。 映画館だった跡には、雑草が生えていた。 ヨウシュヤマゴボウ、 「わたしの好きな植物」と私がいうと 「私もです」とガイドさん(⌒∇⌒) 街灯をレトロにしたり、 映画にまつわるものを、道路に描いたりして、盛り上げようとしている。 その結果か、築40年の古い雑居ビルをリノベーションし、よみがえらせたショップが出来ているそうだ。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ▲山形七日町二郵便局 もともと洋品店として開店した建物であり、大正14年にできた鉄筋コンクリート造の建物です。 関東大震災直後の本格的な耐火耐震建築物であり、山形県内の鉄筋コンクリート造りの建物として先駆的な建物の1つといえるでしょう。 戦後は店舗の2階がダンスホールとビリヤード場になったこともあるようです。 洋品店は西隣に松坂屋(現在のナナビーンズ)が進出したのを機に廃業し、昭和47年に近隣の山形七日町郵便局(当時の名称)が入居したかたちです。 このビル、なんとなく、アールデコっぽいなと思ったら、1925年(大正14年)に出来たもの。 アールデコが世界中で流行っていた頃だ!! ▲山形市立第一小学校旧校舎 1926年(大正15)築。 山形県内初の鉄筋コンクリート構造の校舎で、3階建(一部は4階建)であり地下階が付いている。 この校舎は、国内でも当時の鉄筋コンクリート建築技術の最先端を示すものである。 設備にも、教室の電気ストーブ、校舎屋上の電気時計、国産鋼を使用したスチールサッシやスチールドアの建具など、当時の最先端の技術が導入されている。 デザインも玄関ポーチの半円アーチ開口窓の意匠や、門柱、柵などにドイツ表現主義、アール・デコ等の当時の最新デザインをとり入れている。 設計は山形の設計事務所としては最古参の秦・伊藤建築事務所が担当し、秦鷲雄と伊藤高蔵が中心的役割を果たしている。 階段の縦の模様がまさに、アールデコ!! ▲山形聖ペテロ教会 山形市街の中心部に位置する木造の教会堂。 屋根勾配が急な切妻造で,北妻西側に塔屋を設けている。 外壁は下見板張で,窓のほとんどを尖塔アーチ型とするのが特徴。 小規模ではあるが,外壁立面,内部のトラス架構など意匠を凝らした建築である。 山形聖ペテロ教会は明治時代に建てられた教会建築の遺構として貴重で「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成14年(2002)に国登録有形文化財に登録されています。 これ以外にも、いろいろあって、山県市は、素敵なまちだなと思った。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ▲今日の方言▼ ▲マンホールの蓋の模様は、もちろん、紅花!! 山形のスーパーでは、食用菊をあちこちで見た。 ●16880歩 10/16(水)■越後・東北南部行:出発/新潟を地形と歴史を感じながら歩く■ 10/16(水)-2■新潟市:日和山/花街■ 10/17(木)-1■新潟県・新発田市:清水園/足軽長屋他■ 10/17-2(木)-2■新発田市・新発田城/村上市・鮭オシのまち■ 10/18-1(金)■村上市・笹川流れ■ 10/18-2■鼠ヶ関を探せ/クラゲの水族館/鶴岡カソリック教会■ 10/19-1■山形県・鶴岡市:城址公園/丙申堂・/酒田市:土門拳記念館■ 10/19-2■酒田市・本田家/日和山/山居倉庫■ 10/20■鶴岡市・出羽三山・羽黒山■ 10/21-1■最上川で舟遊び/芭蕉10泊の町、尾花沢■ 10/21-2■レトロな銀山温泉/川北町・紅花資料館■ 10/22-1■山形市:山寺/斎藤茂吉記念館/山形城■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.28 09:08:39
コメント(0) | コメントを書く
[国内旅行] カテゴリの最新記事
|
|