テーマ:読書備忘録(1435)
カテゴリ:読書
![]() 妻と離縁をしたいが、持参金を使い切ったために別れられずにいる乾物屋の主人。 食べすぎで出戻ってきた姉を大喰い会に参加させることで、賞金を稼ごうとするが…「福袋」(朝井まかて)、 つわりで食べられなくなった年下の義母のために、流行の猪鍋屋を訪れた定町廻り同心の千蔭。 評判通りの味に義母の食も進むが、千蔭は猪鍋屋の騒動に関わることになり…「猪鍋」(近藤史恵)他、江戸の美味を描いた傑作五編を収録。 ![]() 福袋(朝井まかて)/びっくり水(中島久枝)/猪鍋(近藤史恵)/桜ほろほろ(五十嵐佳子)/糸吉の恋(宮部みゆき) ![]() ●読書メモ● ◎は私のコメント ■福袋■(朝井まかて) ●「松宗(まつそう)さんはなんで姉ちゃんに去(い)ねとおっしゃった。」 ◎「去(い)ね」とは「帰れ」の意味で大阪でも岡山でも使っていた。 江戸にもこの言葉があったとは!! ![]() ●「おはぎは半殺しが好きなんだけど、あんたんところは、この頃いつも、月知らず。 夜船(よふね)って奴だなぁ」 半殺しというのは、おこわをかるく搗いたものをいう。 搗かずにつくれば「月(搗き)知らず」。 いつ着いた(搗いた)か分からないから「夜船」。 ![]() ●朝からふりの客が多く・・・(略) ◎通りすがりの客。 紹介や予約や紹介なしで来店する客。 ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2025.02.10 00:22:31
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