テーマ:読書備忘録(1441)
カテゴリ:読書
![]() 名作を深く読んで、男の本質を探る名著。 源氏と夕霧、主人公達の人物評論の形で語る、永遠の男性像。 鮮明に描かれた光源氏の姿と心ーー情熱的な恋の渉猟者・源氏は、逆境に鍛えられた鋭い人間洞察家として、したたかな政治手腕で権力の頂点に到る。 その父親に厳しく導かれた嫡男・夕霧(ゆうぎり)は、廉直で頼もしい貴公子に育ち、一途な恋を実らせた。 二人の主人公にライトをあて、永遠に変らない男の本質、男の典型を、『源氏物語』で楽しむ、比類ない名著。 ![]() *この時代の貴族が毛皮と使っていたとは知らなかった。 ![]() 四十から老境に入るとされたらしい。 ![]() ![]() *夕霧は、源氏の正妻・葵上の息子。 生まれてすぐ母親と死に別れ、当時の慣例で、祖父母に育てられた。 狂言の太郎冠者の 冠者は「成人した男子」を指す語で、『礼記』の冠義にある「已冠而字之,成人之道也」を語源とする。 元々は武士などに仕える従者・使用人の筆頭格の者を指す通称であった。 ![]() *この試験に十人のうち三人の合格者があり、その中に夕霧がいた。 この結果、六位から五位に昇進。 ![]() ![]() と源氏は息子を役職名で呼んでいる。 ●<鬼と女は人前に出ないのがよい>というのが王朝の世の口伝えであったが、(略)。 ![]() ![]() 独身のまま生涯をすごされるのが世のしきたり(略)。 *源氏は天皇の第三の姫、女三宮を妻にしている。 源氏の息子・夕霧の親友、柏木の妻は、女二宮。 ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.03.24 00:02:57
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