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2025.06.19
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カテゴリ:映画
アメリカッチ

自由はいつも心の中に

20世紀初頭、オスマン帝国(現:トルコ)によるアルメニア人への迫害から逃れるために、幼少の身でアメリカに渡ったチャーリーは、
1948年、自身のルーツを知ろうと祖国アルメニアに戻る。
ソビエト連邦の統治下であっても、理想の故郷と思えたからだ。
だが、故郷での新生活に期待を膨らませていた彼は、食料を求める長蛇の列、劣悪な生活環境、そしてソ連による統治の重圧に直面する。
どうにか生きる道を探っていたある日、彼は不当に逮捕され、収監されてしまう。
悲嘆に暮れながらも、牢獄の小窓から近くのアパートの部屋が見えることに気づき、そこに暮らす夫婦を観察することが彼の日課となる。
いつしかチャーリーは、夫婦の生活に合わせ、あたかも同じ空間にいるかのように一緒に食事をし、歌を歌い、会話を楽しむようになっていた。
ところがある日、夫婦仲がこじれ、部屋には夫だけが残される。
時を同じくして、チャーリーのシベリア行きが決まる。
移送の期限が迫るなか、チャーリーによる夫婦仲直り作戦が始まる……。
 アルメニア系アメリカ人のマイケル・グールジャンが、監督・脚本・主演を兼任した、どんな過酷な状況でも常に生きる希望を失わないヒューマンドラマ。
グールジャンは、アルメニア人ジェノサイドの生存者を祖父に持ち、本作を企画した。
共演は「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」のホヴィク・ケウチケリアン。
世界各国の映画祭で19の賞を受賞し、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞のショートリストにも選出された。
■アルメニア人虐殺と第一次世界大戦後の影響■
第一次世界大戦中、オスマン帝国はアルメニア人に対する大規模な迫害と虐殺を行いました。
この出来事は「アルメニア人虐殺」として知られ、150万人以上のアルメニア人が命を失ったと言われています。
その結果、多くのアルメニア人が祖国を離れ、海外で新たな生活を始めることを余儀なくされました。

この悲劇は現在も国際的な歴史問題として議論されています。
■ソビエト連邦時代と1991年の独立■
1918年にアルメニアは短期間ながら独立を果たしましたが、1920年にはソビエト連邦に組み込まれ、アルメニア・ソビエト社会主義共和国となりました。
ソ連時代には産業の発展が進められましたが、政治的自由は厳しく制限されました。
1991年、ソビエト連邦の崩壊とともにアルメニアは独立を宣言し、現代のアルメニア共和国が誕生しました。

★毎週映画に行っているが、映画に行くには、理由が複数ある。
この映画は、これまで知らなかったアルメニアという国の歴史を見たいと思ったから。
アルメニアという名前は知っているけれど、その歴史を全く知らなかったので知りたいと思った。
★アルメニアは南コーカサス地域に位置し、西アジアに属する内陸国。
西にトルコ、北にジョージア、東にアゼルバイジャン、南にはイランと国境を接している。

特に西のトルコとは複雑な歴史的背景を持ち、東のアゼルバイジャンとの間ではナゴルノ・カラバフ地域を巡る紛争が続いています。

主人公の祖母たち村の人々はトルコ人?に虐殺されていた。
主人公は、奇跡的に助かり、アメリカに渡った。

★タイトルの「アメリカッチ」とは「アメリカ人」という意味。
★地殻運動が活発な地域に当たり、火山活動や地震が多く、1988年の大地震では2万人以上が犠牲になりました。

*主人公たちが収監されていた時も、大きな地震が起き、塀が崩れ、牢獄の小窓から近くのアパートの部屋が見えるようになった。
*小窓からアパートを眺めて楽しそうに暮らす主人公・チャーリー。
どんなところにいても、笑顔でいれば必ず救われると言いたいのだろうか。

この作品を見ていたら「ライフ・イズ・ビューティフル 」を思い出した。
「ライフ・イズ・ビューティフル 」は、多くの賞をとった名作と言われるが、私は好きではない。
あまりに呑気すぎると思うから。
ホロコーストのどこに希望があるというのだと思うから・・・。

ホロコーストの描き方については、「歴史的現実を過度に美化している」として、ユダヤ系団体や一部の批評家からは本作における表現手法の倫理性やバランスに疑問を呈する声もあがった。
というが、私もそう思う。

アルメニアは、隣国のアゼルバイジャンとの間に紛争がある。
早く平和になって欲しい。
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Last updated  2025.06.19 00:03:42
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