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テーマ:短歌(1753)
カテゴリ:詩歌・名文
●秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる 藤原 敏行(ふじわら としゆき) ●秋来ぬと目にさや豆のふとりかな 大伴大江丸(おおとも おおえまる) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる 藤原 敏行(ふじわら としゆき) 「古今集」秋歌巻頭の立秋の歌。 「おどろく」はにわかに気づく。 まだ目にはありありと見えないが、ああもう風の音が秋をつげている。 目に見えるものより先に、「風」という「気配」によって秋の到来を知るという発見が、この有名な歌のかなめである。 つまり「時」の移り行きを目ではなく耳で聴きとる行き方で、より内面的な感じ方である。 これが後世の美学にも影響をあたえたのだった。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●秋来ぬと目にさや豆のふとりかな 大伴大江丸(おおとも おおえまる) 江戸時代後期の俳人。 本名・安井政胤(まさたね)。 大坂で飛脚問屋を業とした。 職業柄旅をよくし交友も広かった。 古典詩歌のパロディに長じ、この句もそれである。 前出の「古今集」秋の歌、「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる」を踏む。 「さやか」にかけて「さや豆」をよび出し、「ふとりかな」で 「風だけではないよ。 畑を見ればさや豆が、ほらふっくらとふくらんで、ここにも秋が・・・」と俳諧に一転した。 ◆まだまだ、暑さはこれからだけれど、8月7日は、立秋。 残暑お見舞い申し上げます。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 俳句や短歌、漢詩なども、アンサーソング的なものってあるんじゃね?!と思い集めたものを乗せてみた。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 1■いくたびも雪の深さを■ 2■冬来たりなば/雪イトド深シ■ 3■山のあなた/幾山河■ 4■江南の春/沙魚釣るや■ 5■柿本人麻呂与謝野蕪村■ 6■世の中に人の来るこそ■ 7■若山牧水夫婦の酒の歌■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2026.08.08 00:25:56
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