2007/01/17(水)11:23
◎ 7.35 円で助けよう!?
現実に、私の周りでホントに知らない人が多いので、
今回はちょっとお電話のお話を書きますね。
今月から、「電話のユニバーサルサービス制度」が
スタートします。
これは どういうサービスかというと、サイトの説明には
電気通信事業法により、
「あまねく日本全国で提供が確保されるべき」と
規定されているサービスです。加入電話の基本料や、
社会生活上の安全及び戸外での最低限の通信手段を
確保する観点から設置されている第一種公衆電話、
さらに特例料金となる離島及び110番・118番・119番
の緊急通報がこれに該当します。
と、載っています。
「ユニバーサルサービス支援業務」
http://www.tca.or.jp/universalservice/
つまり、携帯電話の普及や過疎の深刻化のため
「どのような町(過疎地や山村など)でも 110番、119番や
電話をみんなで使えるようにしようね♪」
という制度なんですね。みんなで助け合うことはとても
いいことで、まさに「うつくしいくに」だなと思います。
そして、今まで
「NTT だけが頑張っていたんだけれど、各電話会社も
手伝ってちょーだい。」
ということで、各電話会社は
「ユーザー(契約者)さんたちも、助けてっ!」
ということで、1契約あたり7.35円/月(税込み)の
負担金を払うことになりました。
契約者1人(一世帯)ではなく
1契約で 7.35円/月(税込み)です。
1電話番号につき、7.35円/月(税込み)払います。
(早い話し、NTT の赤字補填が契約者に回ってきたということです。)
今月から料金明細書を開封して読むとわかります。
ここで、ちょっと計算。
以下のサイトによりますと、
携帯電話だけの契約数は(平成18年12月末現在で)
94,935,900 の契約数でした。だから、
94,935,900 × 7.35 円 = 697.778.865 円 も
1ヵ月に集まるんですね。
「事業者別契約数」
http://www.tca.or.jp/japan/database/daisu/yymm/0612matu.html
これだけ集められれば、どんな山奥でも無人島でも しっかり
電話が出来ると思います。(ちなみに、NTT は毎月百何十億
頑張っていたとか?)
そして、皆様が払う負担金は6ヶ月ごとに見直しされるので
7円が10円に、10円が20円になる可能性もあるかもしれません。
(私は IP 電話を利用していないので、わかりませんが)
IP 電話から110番にかけると、自動的にNTT回線から発信される
そうですが、IP 電話ご利用の方も 7.35 円 払うそうですね。
1電話番号ごとの徴収なので。
毎月、約7億のお金が有効利用されるのは良い事ですね。
ユニバーサルサービス支援業務の可愛いキャラクター
「ユニちゃん」は、「全国をくまなくカバーする電話の象徴」
だというのだから間違いありません。信用してあげましょう。
これからは、山奥でも無人島でも、安心して電話利用が
できるらしいです。なんて「うつくしいくに」なんだと
私は非常にカンドーしました。
ところで、お話変わって
「うつくしいくに」って、さかさまに読むと
すごく変な意味になりますね。きちんと漢字を
書くって大事なことだなと、ちょっと思いました。
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