|
カテゴリ:コミック感想
最新刊、待ってました! 安定して面白かったです。 そして注意点ですが、最新刊の7巻はちと頭が残念だと読むと猿になります。実際わたしは猿になりました、困惑っっっ 繰り返し読んで猿脱却。 これはほんとうにタイトルが長いのがなろうあるあるでその点がもったいないのと、このタイトルにある「迷宮」は最初の話だけでとどまってしまいそうなのがちょっとね。 ただ今後の展開で変わってくるかもしれません。 いわゆる「ラスボス」には到達していませんから。 ヒントだけ散りばめられている感じで、今ところ迷宮に迷い込んではいませんねー メンタル的な迷宮に入っちゃってるのはむしろヒロイン枠のクラハになります。 この話は少年漫画なんですが、安易なハーレム展開にならないのはほんとうに素晴らしいです。 もうね、これがないだけでかなり評価上がります。 少年漫画だけに「女の子」自体は多いんですよ。 聖女のリリリアや弟子になったクラハ、別門下のチカノ……あれ、そんなに多くないか… リリリアにもそろそろ出番ないかなぁ… それはさておき、基本みんな女女してないんですよね。作中の人物も、ちゃんと女の子として認識はできているし、読者側としても女の子だと認識して読んでいます。それでいて、妙な嫌悪感が一切ありません。 クラハはメインヒロイン、準主人公的なところがあるので、内面の掘り下げもかなり丁寧です。 クラハってたぶん未来の「賢者」とかになるんじゃないかな? 魔法使えて、かなり知性も教養も高いので、能力的なイメージとしては「賢者」なんですよ。とにかく「賢い」という点で、ただしく「賢者」になってほしい。 チカノはガチ友って感じなのがかなり好印象で、ツッコミ役として欠かせない人物ですね。 男勝り…という言葉は似合わなくて、ごくごく自然体として描かれているので、「がさつ」といった印象もありません。 今回嬉しかったのは、おっさん好きにはたまらない、ヴァルフリード登場ですね、ジルの師匠です。 なんやかんやジルどんと似てるやないですかー、長台詞とか。 ちとメタ発言もあったりはしますが許容範囲っていうかね。おいしい役どころで、それでいてちゃんと「大人」として弟子たちの成長を促していく人なんですよ。 やはり「大人」が大人として居るってのは大事なんだなと思います。 この点は初期から存外変わらないんですよ。 ゴダッハのパーティーメンバーの「大人」たちが、「大人」ゆえに束縛もされていたけど、その分守ることもわすれていない大人だったんですよ。 すごくバランスの取れたキャラ配置だなと思います。 けっこうまっとうなサミナト師匠も好きなんですよねー 助かってほしい… 今回はやたらめったら小難しい設定が出てくるので、最低でも三回は読みましょう…ええもう猿になりましたからね…日をおいてゆっくり読むことにします。 少年漫画らしい、ちょっと複雑な設定とバトル、こういうのが純粋に楽しめるコミックなので、ぜひ読んでみてとお勧めしたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.10.07 22:00:03
コメント(0) | コメントを書く
[コミック感想] カテゴリの最新記事
|