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コミックや小説の感想つれづれ書き~かなり雑多に

コミックや小説の感想つれづれ書き~かなり雑多に

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2025.12.11
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カテゴリ:コミック感想
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微妙…ですね…としか

おもしろくなりそうな要素はあるんですが、絵と漫画が微妙というか稚拙なところが多くて読んでてちっともおもしろさを感じないんですよね…テンポが悪いのもあるんですが、説明の仕方が拙いし、ところどころ日本語の使い方が微妙なんですよ


冒頭でもいくつかおかしな文章があるんですよ

ヒロインのサクラの妹についての描写で
「いまだお披露目を終えていない身でありながら、内々の求婚者はすでに両手に余っている」

ここ、どう読んでもおかしいでしょ?
まず、お披露目を終えてない身ながら、と書くより「まだ公にお披露目されていないにも関わらず」の方がよいのでは?
そして「両手に余る」っていうのは、本来「手に負えない」とか「もてあます」とかいう意味で、この場合でいうなら
「求婚の手紙や贈り物が両手に余るほど届けられている」とかなのでは?
「すでに」が合わないんですよ。すでに多くの求婚者がいる、と書きたかったんでしょうが、ここはちゃんと「校正」してください。

あとはわかりにくい文章もたくさんあって、
今日はお披露目のパーティーがあってたいへんだ、といったような文章があり、それはヒロインの独語にあたるのだけど、

「しかも今日はもうひとつ理由がある。なぜ皆がこんなにも気合が入っているのか」
「普通ならば訪れるはずのない高貴な方とやらがいらっしゃるらしい」

いやなんつーか間違いとは言いませんよ?
でも「みんな」とは誰をさしているのかちゃんと書いてくださいよ。家人がいつにもまして気合を入れてパーティーの準備をしている、とかね?
文章が長くなりそうならまえの台詞を簡略化してもいいんですよ、無駄なことばっか描いているので。

そのあと、どかだかわかんない森でヒロインのサクラは「魔獣」をみつけるんですが、そこもわかりにくい。
そもそも、どこの森にいるのかもわかんないし…この森、屋敷の敷地内なの?外なの?
それはともかく、
魔獣が怪我をしているのを見つめてサクラは思うわけです

「骨に異常はなさそう でも呼吸が浅い この子から邪悪さを感じない」
文脈ってしってます?

骨と呼吸に言及したあとに、コマ挟まず続けて「邪悪さ」って、それ、近くによる前に感じるものでしょ?じゃなきゃ近くに寄らないでしょ?
なんつーか、唐突なんですよ。

さらに騎乗した黒づくめの男の会話を聞いて
淡々とした会話を盗み聞きしてるサクラは
「多分仲間であろう者が殉死した」と予想するんですが、それも不自然なんですよ。
だってここで黒マント二人の男の会話って、

魔物については残念ながら…(取り逃がしたらしい
先ほどサラの骸があったと伝令があった

と、それだけなんですよ。
これだけでなんで「仲間」が「殉死」したとわかるんですかね?

そのサラというのが「人間」かもわからないし、「仲間」であるとも言及してない、さらに一緒に行動していたなんて一言もいってないんですよ。サラの骸が見つかったといっているけれど、仲間と断言してないのになんでサクラはそう思ったかって、これ単純で「作者」が知ってるからなんですよ。
作者が「サラ」という人物は黒マント男の仲間だと知ってるから、こんなことをキャラに言わせてしまってるんですよ。

さらに悪いことに怪我をした魔獣の「主人」が「サラ」というの、と魔獣に尋ねてるんですよ?
なんで知ってるの?おかしくない?

この黒マントふたりは「魔獣」を追っているらしいことはわかった。
ならばごくふつうに、まずそばにいるケガをした「魔獣」が追われているのかと考えるでしょ?
でもどうやらそうではないらしい、と黒マントと目があった時にやっとホッとする、って流れじゃないとおかしいんですよ。



もうこういった日本語の文章のおかしさがつぎからつぎへと見つかるんですが、実はこれ、漫画の展開自体もかなりおかしいんですよ。


まず冒頭カラーは未来の先取りシーンで、ベッドにいるヒロインとヒーロー、で、物語が始まって、なんか黒づくめの男が剣で魔物をぶったぎるシーンが入り、つぎにパーティー準備のシーンへと繋がるんですよ…
で、ヒロイン登場して設定語りをして怪我をした魔獣を発見、そして木の上でその獣といっしょにいたら、黒づくめの男が二人騎乗して現れ、魔物討伐らしい話をしている、と。

これ、たぶん、時系列通りなんですよね?


だとすると、そもそもヒロインのサクラはどこにいるの?
屋敷から遠く離れた森?
そして黒マントの男はパーティーに出る予定でいるのに魔物狩ってたの?

という冒頭の魔物ぶった切ってたシーンは「今日」なの?



そんでまーパーティーがはじまってそこに助けた魔獣が現れるんだけど、それを退治しようと男たちがわらわら集まるのね…いや、数人とさっきの黒マントですが

その時にサクラ、魔獣を庇うんですよ、それはいいんですが、ちゃんと口にして言えよっていう
心の中で「この子は害意はないのっ」って
それ、叫びなさいよ!!
あとなんでネグリジェなんですかね…まぁいいですけど…ドレスかもしれんし。

いやそれはさておき。
「この子は害意はないの」もおかしいでしょ。
「この子に害意はない」では?


ともかく、ここのシーン、おかしなことだらけなんですよ。
もちろん「絵」も含めてです。


この物語ね、いちおう「剣と魔法」の物語だと思うんですよ。
なのに致命的なほど、絵が描けてません。

いちいち大ゴマつかってたいそうに描いてますが、切迫感もないし、キャラがいちいちワンテンポ遅れた行動したり、無駄なコマばかりで…「見せ場」なのに「見どころ」がまったくないんですよ。


さらに進んで、サクラはひっろいベッドにさっきの黒マント男カインといるんですが、
起き上がってまずびっくりするのが
「オッドアイ!」
なんですよ

いやそこ、なんでいまそこにびつくりしなきゃならんの?
まずこの男は誰、じゃないの?
先に起きてこの状況なにと慌てて、ベッド広すぎとか言ってますが、なんつーかおどろくとこそこじゃないんですよ。

サクラ、切りつけられたんですよ、「剣」で。

にも拘わらず、それにいっさい言及しないんですよ。
夢だと思っているにしてもおかしいでしょ?

気を失う瞬間はあって、気づいたらベッドの上にいた、というのなら
ここはどこ、と思った後にすぐカインの寝顔を見たにしても、はっとして、剣で切られたはずなのにどうして、と思わなきゃいけないんですよ。

しばらく経ってから「ここは天国ですか」みたいなすっとぼけたこといってるけど、そうじゃないでしょ…
ここらもほんと無駄にコマを消費してしまっている。

そしてカインは着替えさせろとメイドに命令するんだけど、そんなのさくっと流しちゃっていいんですよ

素敵なドレスガーなんて後でやればいい。

重要なことの優先度がまったくわかってないんですよ。

剣で切られたこと、そしてサクラは剣の鞘として選ばれたこと、これをさっさと話してほしいんですよ。
とにかく要らんコマとか「はわわ」がおおすぎて、いらっとします。



そしてこの魔剣の鞘の設定も、すごく片手落ちなんですよ
これ、重要な設定のはずなんですが、これがあまりに片手落ちすぎて、この物語はいったい何を軸にしているのかが分かんないっていう。

まあただの溺愛ものでしかないんだなぁとわかりますよ。ええ。つまり、心底がっかりです。

「魔剣」の設定がもうちょっと切迫したものだったらいいんですよ。
でもべつに「鞘」なくて困ってなかったじゃん?
たまたま「鞘」が見つかった、よかったねー、くらいなんですよ

これがね、なにしろ「魔剣」なんだから、魔を鎮めるための鞘がないと、魔剣は闇落ちしてとんでもない魔物に変じる、そしてそれにいたるまであとわずか、つまり時間がない、とかならいいんですよ、カインが強引にサクラをひっさらっていっても。

でもべつにそんなことない。

そもそも、国情がどういう具合なのかもわからんのですよ。
魔物が跋扈していて「魔剣」をしずめないと国が沈みかねない、という状況ならいいですよ?
でもそんなこともないんですよ。

なら、べつに鞘なくたっていいんじゃん

なにがなんでもサクラを手元に置いておかないといけない「切羽詰まった」理由が何一つないんですよ。
サクラのねーちゃんが、サクラ返せと言ってきますが、相手は皇子なんでしょ?で、もとは妹その2を差し出すつもりだったんでしょ?なら、いいじゃん?
このねーちゃんのいってることも、あまり説得力なくて、サクラは凡庸な子だというのをアピールするためだけの存在でしかないんですよ。

そうこうして、なにやら事件も起こらないうちに一巻おわりますからね?
なんぞこれと白目剥きましたよ、ただの溺愛系なだけじゃん


剣が「乙女」を鞘にするなんておいしいネタを出しておきながら、なにこのお粗末さっていう。

ちなみに、ヒロインはサクラ、姉はキキョウ、妹はアオイってなんか日本語なんですよ。
で、苗字が「オードル」

う、うーん?
日本からの転生者…ではない?
なんで苗字はオードルなのに、名前は日本語の植物の名前なの?
なんか意味あるのかな?

まあいいや。
巻は続いて二部もあるようですが、とてもじゃないけど、読む気にはなれませんでした。
絵もあまり上手くないです。とくに男ががっかりするほど見た目もかっこよくないです
お姫様抱っこもへんな体勢だしね…全体的に動きのある絵は描けない感じですし、漫画の展開の仕方も上手くはありません。

「物語」としての感想もかけないのですよ。
なぜなら、冒頭からずーーっと、ただ設定の説明語りだけで終わるからで、そこで何かしらの「出来事」は起こらないからです。
ヒロインがさらわれた「出来事」も、ただ「さらわれた」だけにすぎなくて、その過程がまったく描かれていないんですよ。
そしてさらわれてから数日がたってヒロインもなんとか場所になじんできました、と説明があるだけ。その過程なんぞさっぱりわかりません。

魔獣がカインのところにやってきてなにかしら含みのある語りはしますが、そこでなにかしらの「過去話」がはじまるでもなく。
ほんとに、これこれこういうことがありました、と言われるだけなんですよ。

「だから?」
としか。

そんな箇条書きみたいなもの読まされても「だからどうなるの」と問うだけ無駄ですよ。


正直に申しまして、これはおすすめできないですね

せめて日本語の文章は校正いれてほしいです

そうそう、最後に。
なろうあるあるですが
「魔剣」のデザインがダッサいです。
あんな使い勝手のわるい剣なんぞ倉庫にしまっておいて錆びはやしておくほうがなんぼもマシです





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最終更新日  2025.12.11 22:00:05
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