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カテゴリ:コミック感想
注意・リンク先は小説版です 感想はコミカライズ版なんですが… まあまあひどいですね… 婚約破棄はちょっと先送り、といだけのただの婚約破棄もので、しかも全然面白みがなく、絵も漫画もいっちゃなんですが、あまりうまくありません。 キャラ絵はそこそこなんですが、どうも表情のつけ方が稚拙というか、変なんですよね。 なのでどのキャラにも魅力はなく… 笑ってしまうのはヒロインの「父親」ですよ。 エメラインの父親が、これまたこぶとりのハゲおやじで…いやなんつーか、年齢考えて? このハゲおやじ、エメラインが若い頃からずっとこうなんですよ あとね、このヒロインのエメラインは辺境伯爵…母方のギャレット家の長女なんですが、なぜか父方のいえのクレスウェルさんちにお世話になってるせしいんですよ。 これがなぜなのか理由が語られないし、なんで一緒に暮らしてんの? 辺境伯の領地の人々のことを思うんなら、「女領主」として辺境地に行って政務とってたらいいやん? ダミアンとかいうクズ婚約者は魔力が高いからそれ目当てで結婚するってことらしいけど、なんでそのクズと仲良くしてなかったからって「クレイウェル家の当主」にあれこれいわれにければならないわけ? たしかにクレスウェル家の当主はエメラインの父親だけど、エメラインは「ギャレット」の長女として婿をむかえるんでしょ? なんかこのあたりの設定がちゃんと語られないので、エメラインが嫌がらせに耐えていても同情できないんですよね… こんなんとっととクレスウェル家から籍を抜くなりして「ギュレット家」の当主として独り立ちしたらええやん? やることやってから、ダミアンに文句つけなよ… クズ男ダミアンが辺境伯の役割を馬鹿にしたり辺境の市民が魔物にころされようとどうだっていいみたいな発言してるけど、それってね、エメラインだって同じことをしてるんですよ。 このクズ男のやり口に耐えていることが、はたして辺境地の民のためになってるの? ワタシカワイソーナノーなんて言ってる暇あったらとっとと辺境地に戻って働きなさいよ。 当主の立場になるのは「男」で「魔力」が必須だってんなら、護衛騎士の男連れて帰って結婚すりゃいいじゃん、好きなんでしょ? 貴族じゃなけりゃとか言うなら、それってヒロイン自身が「貴族」であることにこだわって、「平民」を見下してるってことなんですよ。 片思いのバートが実は貴族かもしれないってところがあるんだけど、つまり貴族ならいいんだ? ダミアン押しのけてまで結婚はできないとか言ってるけど、所詮「貴族」じゃないならだめだと思える程度の気持ちなんでしょ? なのに片思いせつないわーとかバートのためなら嫌われてもいいとかいってるけど、ジコチューすぎるんですよ、このヒロイン。 つまり、やるべきことを何もやってなくて、かわいそうなヒロイン気どりしてる「ヒロイン」に、どう考えても共感はできないし、ただ単に「物語」の都合上クズ男と婚約しているだけであって、つまり作者の都合しかそこにはないんですよ。 護衛騎士への片思いとかほんとどーでもいいですわ。すんごくつまんない。 これ、報われない恋をしてるアタシカワイソーがやりたいだけですよね? このヒロインが、実はこの物語の中でいちばん「クズ」なんですよ。 わたしだってこのヒロインに対してなら「無能」って言いたいですよ。 バートが辺境に赴いてやっとこさ作者の準備が整ったのか、ダミアンてめーはだめだ、とつきつけるんですよ。 おっせーんだよ!!!! うだうだしてる間にとっとと辺境の状況把握してうごくなりしなさいよ!! 婚約破棄しちゃうぞーとダミアンに脅されて、それの尻馬に乗ればよかったじゃん。 つーかね、辺境領地を統治しているのが誰かだけでも、最初に教えてくださいよ。 とにかく物語の展開が雑すぎる。 話が進むごとに、ヒロインのエメラインにいらっとさせられます。 クズ男のデミアンなんてべつに性格もなにもない、ただの舞台装置なんでどうでもいいし、その母親も同じ。ヒロインの周りにいる父親と後妻と、その間の子たちもどうでもいいです、ただ舞台装置のひとつとしてベニヤ板に描かれているだけの存在です。 そう感じてしまうのって、物語にちゃんとした「筋」が通ってないからなんですよ。 どうせヒロインのエメラインがのちのち聖女にランクアップするにしたところで、ヒロイン無双するだけでしょ?そんなくだらない展開をあとに取っておかれても、ちっとも楽しみじゃないんですよ。 まず、物語の設定である世界観の説明もしてほしい。 ヒロインの周りのキャラ相関図もはっきりさせてほしい。 魔物がいるのはわかったけど、どういう状態で、国はどんな問題を抱えているのか。辺境伯は今現在だけれが統治していて、魔物の発生はどういった状況で起こっているのか。そもそも「国」の状態がわからない。 これを冒頭に全部つらつら書け、というのではないんですよ。 漫画の中で小出しでいいので情報だしていってほしい。 無駄な下衆顔でページ消費する必要ないんですよ。 そして、この漫画家さんだけのことではないんですか、なんでクズ男の下衆顔をやたら妖怪顔で描くんでしょうか? 醜悪に描こうとするのはわかりますが、表情のつけ方が下手すぎるんですよ。 あんな変顔されたら、ふつう笑っちゃいますよ? 「見下す」「蔑視」って、ああいった妖怪顔で描くべきではないんですよ、迫力ありゃしねぇ そしてそれをクドクドくりかえしてページ消費するんですよ。 さらにやたらとヒロインを小馬鹿にするシーンばかりで…ほんとにページの無駄でしかないんですよ。 やたらと「無能」だなんだと蔑まれるヒロインだけど、根拠がなさすぎるんですよ。 というのも、物語がページを開いた瞬間に「世界が作られている」からなんですよ。 このヒロインがどういった生き方をして、どういった接し方をダミアンにしていたか、辺境伯を継ぐものとして何をしてきたか、そういうの、全然ないんですよ。 「生きたキャラ」として描かれいない。もちろんヒロインだけじゃないですよ? せめてもっと「生きたキャラ」として描いてほしい。 唯一、「過去」があるといったら、うーん、微妙だけど… ダミアンのかーちゃんには何やら薄暗い過去があるにおわせはあったけど、たったそれだけです。 物語に関してはタイトルがそのままなので、「あ、そっすか」ですね。 で、絵に関しては。 うん、上手いとはお世辞にも言えないですね。 動きのある絵は全然ダメですしね…下衆顔もそうなんですが、苦しそうな顔や切なそうな顔がものすごく歪みがひどくて、もうちょっとこう…何とかならんかったですかね? 小物でわらったのは「ブラシ」なんですが、あれで髪とかれるのはちょっと怖いとおもうんですが、どうなんでしょう? 机を手で、バンッとするシーンとか剣をふるってるシーンとか、あとは姫だっことかもかな…迫力もないし、デッサンどーなってんだとなるし…うーん、見てて不安になる絵が多いんですよ。 ただ、頑張って書こうとしてる感じはあるので、手抜き感はありません。 がんばって、としか言いようがないかな? 人体デッサンは微妙で、しかも表情のつけ方が、ありていに言うと不細工で…しかもどあっぷでそれをやられるもんだから、いやなんつーか、もうちょっと魅せ方っての考えてくれよ、と。 べつにね。 無理して顔を描かなければならないわけではないんですよ。 背中でもうつむいた様子でもなんでも、「魅せ方」ってあるんですよ。 もちろん、口や目だけのアップじゃなくてね? こういう漫画ならではの、言葉では語られない表情の見せ方ってあるんですよ。 ここらをもっと勉強してほしいかな、と。 まあつまり、漫画の描き方がかなり未熟なので、読むのがなかなかにストレスでした。 これはちょっと…お勧めは致しかねます… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.12.12 22:00:05
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