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カテゴリ:コミック感想
絵も可愛いですし、とにかく読みやすい。 展開がちょっと早すぎると思わないでもないんですが、まあ、そこまで気にならないかな。 ヒロインのヴィヴィがまっとうな考えの令嬢なのが好感持てますね。 いきなり知らない男に、いくらイケメンでもひとめぼれ言われたり一緒に住もういわれても、「はぁ?」ってなるよねそりゃ。 仕事の話ならともかく、何考えてんだ、と胡散臭がるのはまっとうな思考だと言えます。 男爵令嬢なのですが、家は貧乏で普段から倹約生活送っていて、王都には出稼ぎにきているというのも、ながれというか、説明にはちゃんと納得感ありました。 魔物がいる世界観で、聖女もいて、まあ、いわゆる魔法がある世界です。 そしてヴィヴィもあまたのなろう系令嬢ものと同じく、特別な魔力というか、「聖女」としてスゲー力をもっている、という流れもある。 で、聖女としての勧誘もされるわけだけど、その勧誘する側もそこそこまっとうなのがよかったですね。 ちゃんとメリットデメリットを提示し、なおかつヴィヴィの好きなこと(裁縫)もちらつかせてくる。うーむ、やり手だな。しかも強引ではなく、きちんと考える猶予もあたえてくれます。 まあ、結局は胡散臭い公爵の話にのることになるわけなんですがね、聖女として「働く」ことを決意。 この聖女になるきっかけが、ちょっと弱いのは気になるんですよ。 もうひとつふたつ、なんらかのきっかけがあっても良かったんじゃないかな、と。 せめて実家の父に相談するとか、弟のこともあるしで、判断先送りでもよかったのに、なんでそこひとりできめてしまうのかなぁ、と。 いったんは、聖女にはなりません、とアレクに言ってしまってるのに、早い段階でやはり聖女に、となるんですよ。 理由は示されているしアレクにとってはオッケーな流れだったとしても、さすがに早すぎるんでは、と。 まあ、うだうだされるよりはいいですけども。 アレクという胡散臭い公爵のキャラ設定も、なかなかに面白かったです。 うさんくさいままで、妄想激しいのも面白かった。ちゃんと計算高いんですよね。 そして、ほどよい俺様感です。 あまり俺様感つよいと忌避感でてくるんですが、このアレク、引くところはちゃんと引くので、駆け引きがきっちりかけてるんですよ。 あとは、何やら「事件」が起こりそうなことが早い段階からちらほらと出ているので、その点も好感触ですね。ちゃんと先が気になる展開になってます。 ド田舎出身ってことで「芋令嬢」とされてますが、べつに芋臭いというか、ダサイわけではないんですよ。 そしてこのタイトルがカラフルなフォント過ぎて、そっちのがダサイっていう。 ヴィヴィが冒頭に着てるドレスとか素敵ですよね。このコミックはドレスのデザインもすごくいいです。 ヴィヴィがデザインするのは機能重視とのことだけど、作中に着てるヴィヴィの洋服…胸が気になって仕方ないなぁ…まあ、胸たれ防止の機能つき? 田舎でのヴィヴィの格好の方がわたしとしては好きでしたね。 乗馬の時の服とか、ほんとに機能的で可愛いし。 なんつーか、ちゃんと女の子らしくかわいい服を着るのも見るのも好きそうで、そこも好感持てたなぁと。 やたらと自分にこんなドレスははわわわわ、みたいなこともなくて、そこもよかった。 ヴィヴィが作る服には魔法がかかっている的な設定も、そこまで無理を感じなかったです。そこまで「スゲーー」感はなかったのと、それなりに自覚している点がよかったかもです。 いずれ「スゲーー」になるにしても、少しでも自覚があるのとないのとでは、印象代わってきますからね。 私またなんかやっちゃいました?な無自覚無双って、たいてい腹が立ちますから。 そういう臭み、悪い意味での「なろう臭」、この物語に出てくるキャラにはあまり感じませんでした。 もちろん多少強引な流れはあったりしますが、漫画ならではのご都合として受け入れられますね。 溺愛ものではあるのは確定している話ですが、ちょっときなくさそうな雰囲気も…まあ、シリアスではない程度かな?にあるので、これはなかなかに面白そうなコミックと感じました。なにしろ絵も可愛いですしね。 タイトルのけばけばしさに避けていたけど、読んでみて楽しかった話です。おすすめ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.01.13 21:00:05
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