切り返しありのマチつきポーチの作り方を紹介します。
出来上がりサイズは、おおよそ21cm×14cm×マチ5cmです。
自由に印刷して使える型紙も用意してみました。参考にしていただければ幸いです
無料型紙(印刷用PDFファイル)
こちらからダウンロードできます→マチ付きポーチ型紙
(A4横 倍率100%で印刷してください)
お願い事項
- あくまでも趣味の範囲で作成した自己流のものです。至らぬ点や分かりづらい点に ついては御容赦ください。
- こ ちらのレシピとパターンを利用した作品の商用利用(オークションやショップでの販売)はご自由に行っていただいてOKです。その際には「Otias- Otias」のレシピである旨を明記していただけると嬉しいです。
- パターンやレシピ自体のコピー・転載・転売はご遠慮ください。
- レシピやブログで紹介した作品の模倣品の販売はご遠慮ください。
マチ付きポーチの作り方
<材料>
- 表布<上>(表布・接着芯 各2枚):23×11.5cm
- 表布<底>(表布・接着芯 各 1枚):23×16cm
- 内布(2枚):23×18.5cm
- ポケット(1枚):16×18cm
- タブ用ハギレ(1枚):3.5×10cm
- ファスナー(20cm)
- レースやブレードなどの飾り(省略可)
1. 材料の布・接着芯を切る
タブ用の布はハギレ3.5×10cmほどをご用意ください。
2.表布に接着芯を貼る
アイロンで表布に接着芯を貼る。
3.表布<上>、内布、ポケット、タブ用布にアイロンで折り目を付ける
表布<上>、内布は上辺を1cm折り、アイロンをかける。
ポケット布は左右→上下の順に1cm折り、アイロンをかける。
タブ用布は、両側から中心に折りこみ、アイロンをかける。
4.表布<上>と表布<底>を中表に縫い合わせる
表布<上>の下側と表布<底>を中表に合わせ、縫い代1cmに縫い合わせる。
縫い代をアイロンで割る。
切り返し部分にレースやブレードなどの飾りを付ける。(省略可)
5.内布にポケットを縫いつける
ポケット布をさらに半分に折り、折り山を上にして内布の上から3.5cmほどの箇所にミシンで縫い付ける。
お好みで仕切りをステッチする。
6.タブを作る
タブ用布を外表に半分に折り、周囲をステッチする。
7.ファスナーに表布、内布を仮止め(しつけ)する。
ファスナーのギザギザ部分(務歯)から3mmほどのところに目安となるラインがあると思います。
このラインに、表布・内布の折り山部分を合わせて仮止めしていきます。
仮止めの方法について
しつけ糸を使って手縫いでしつけするのが一般的な方法だと思います。しかし、ずれないように縫うのが難しく、手間がかかります。
そこで私は少々ズルイ方法で仮止めしています。
それは、「両面テープ」を使う方法です。市販の5mm幅位の布用両面テープ(例:73049手芸用・両面強力接着テープ(5mm巾))を折り込み部分に貼ります。
折り山部分は後でミシンの針が通るので避けて貼りましょう。
あとは剥離紙を剥がして、ファスナーに貼って終わり!早いし、失敗しないです。
他にもアイロン両面接着テープを使う方法や、あくまでも手縫いにこだわる!など、ご自分にあった方法で仮止めしてください。
まずは、ファスナーの裏側に内布を仮止めする。このときファスナーを開いたときに奥側にポケットがくるようにするため、スライダーを右側に見て、奥側にポケットを縫い付けた内布を、手前側にもう片方の内布を仮止めする。
←ファスナーは裏返した状態。
次に、ファスナーの表側に表布を仮止めする。
ファスナーは通常左から右にスライドさせるので、スライダーが左側にあるほうが正面となる。
メインの柄などがある場合は、ファスナーのスライダーを左側に見て、手前側にメインの柄がくるようにする。
図解
仮止めが完了したらファスナーを開いて布をひっくりかえす。
8.ファスナーを本縫いする
縫い代1cmでファスナーと表布・内布を縫い合わせる。
途中でファスナーのスライダーが邪魔になった時は一度ミシンを止めて、プーリーを回して針を刺した状態にして押さえを上げ、スライダーを押さえの反対側にずらして、押さえを下げて再開する。
反対側も同様に縫い合わせる。
ファスナーの取り付けが完了。
お好みで表側から押さえステッチを掛ける。(省略可)
9.タブを仮止めする
タブを半分に折り、折り山を内側に表布のファスナーから1cmほどの箇所に仮止めする。正面から見て左側にタブがくるようにする。
10.底・両脇を縫う
ミシンで底と両脇を縫い合わせる。
縫い代は内布側に倒す。内布に返し口をあけておく。
縫い代をアイロンで割る。
11.マチを縫う
4箇所のマチ部分を縫う。
縫い代にはジグザグミシンをかけて補強する。
12.返し口から表に返す
ファスナーの縫い代の固い部分をハサミでカットする。
返し口から表に返す。
返し口をまつって完成!
以上です。
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