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おとーちゃんのわーくしょっぷ

損をしないクラブの選び方 その1



さてさて、クラブ選びにおける飛距離についてのお話しです。
ゴルフボールの飛距離にかかわる要素はいくつもありますが、中でも大きなファクターを占めているのは、打ち出し初速・打ち出し角・スピン量の3つかと思われます。

まず打ち出し初速についてですが、当然必要なのはインパクトゾーンでのヘッドスピード・ボールの復元力による飛び出す力・クラブフェースの反発力etc。
この中で近年発売されたクラブの謳い文句のほとんどが、フェースの高反発を謳い文句にしているようです。
これ自体間違いではないのですが問題点もあります。
問題点:高反発ということはフェースの硬度が高く、より早く球が飛び出して(離れて)しまいます。
これをヘッドスピードの遅い人・パワーの無い人が使用するとボールのスピン量が極端に減少し、球が上がらない・ドロップする、結果飛距離が伸びない(落ちる)ということになってしまいます。
それを補うには、柔らかい(コンプレっション・カバーとも)ボールを使うのが良いでしょう。

次に打ち出し角。
これを左右するにはロフト・シャフトのキックポイント等の要素がありますが
極端に立っていたり寝ている物を選ばない限り問題はないかと思われます。
が、メーカーによってウッドクラブのロフトの計測基準が違う事があるので、表記の数字より実際試打してお決めになられるのが良いのではないでしょうか。

そしてスピン量。
打ち出し初速のところでも書きましたが、実はこれが一番厄介なものなのです。
スピン量(バックスピン)が多すぎると球が吹け上がってしまい風にも弱く飛距離が出にくくなる反面、少なすぎるとドロップしてキャリーが少なくなってしまいこれまた飛距離がでにくくなる。
ではどのくらいが適度なスピン量かというと、これがまた打ち出し初速や弾き出される時のパワーの大小で変わってくるので一概には決められないものなのです。
パワーがありヘッドスピードも50m/sec以上のプレーヤーならば800回転(毎分)位が良い人もいますし、逆にパワーも無くヘッドスピードの少ないプレーヤーの場合3000回転(毎分)くらいが適当な人もいます。

さてさて、ここまで読まれた方「じゃあ、何を選べばよいの?」と思われた方も多いでしょう。
更には、「最新のクラブは飛ぶのか?」「パーシモンよりステンレスメタル、ステンレスメタルよりチタンのほうが飛ぶの?」と疑問をもたれている方もいらっしゃるのでは?

では、今度は理論ではなくハード面のことについて書きます。
クラブのパーツは大まか、ヘッド・シャフト・グリップの3っつの部品で構成されています。
この中で飛びに最も影響する物は何かといえば、シャフトです。(シャフトについては別途UPします。)
実はヘッドの素材はあまり関係ないのです。
ではなぜヘッドは素材進化を遂げたのか?
実はボールの進化とメーカーの事情、そしてプレーヤーの技術を補うといった3つの要素があるのです。
20年程前までは、ゴルフボールといえば糸巻きボールが主流でした。
特殊な液体の入ったゴム風船にゴム糸を巻きつけ、バラタ樹脂で覆った物がほとんどでした。
ところが、製法の安易度・製品の安定度・コストの問題からツーピースボールが生まれ、一般に普及した為、それまで使われていたパーシモンのクラブには固すぎて耐えうるものではなくなってきたのです。
そこで生まれたのが、カーボンヘッドでありステンレスヘッドなのです。
さらに、ゴルフの普及と共にクラブの生産量の増加に加え原木の減少、職人の減少、製品コストの削減・製品の均一化が求められるようになりパーシモンは急激に姿を消していきました。
そして、プレーヤーの技術を補う目的でヘッド容量の大型化が進み、より強度があり比重の軽いチタン合金ヘッドが誕生したのです。
たとえば200ccのステンレスヘッドと400ccのチタンヘッド(共にフェース強度・反発係数が同じとして)にそれぞれ同じシャフトを装着したとします。
値段はチタンのほうがはるかに高い物になります。
同じボール・同じヘッドスピードでロボットに打たせたらどちらが飛ぶのでしょう?
答えは同じです。ボールを芯で捕らえている限りは…。
ただし、実際1人の人間が共に芯で捕らえて打ったらどうかといえば、ステンレスのほうが飛ぶ可能性があります。
なぜかといえばヘッドが小さいほうが空気抵抗が少なく、より速くヘッドを走らせられるからです。
が、人間が100%芯で捕らえる技術を会得する為には相当の練習量が必要となってきます。
そこで芯を大きくする為にヘッド自体を大きくする必要が生まれたのです。

さー、余計答えがでにくくなってきました。(笑)

次回は、“実際どのようにして道具を選べばよいのか?”について書きたいと思います。
お楽しみに!




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