調整まず、ブーツを履かずにビンディングに装着してみてください。おそらく前足の踵と後足の爪先が僅かに板より出ていると思います。 一度ブーツを外しベイル位置をブーツがはみ出さないようにずらしベイルを固定しなおしておきます。(PhotoL) いよいよブーツをきちんと履いて装着してみてください。 足裏全体に均一に圧を感じ、軽く腰をおろしたニュートラルポジションをとってみてください。(PhotoM) この時に両足ともブーツの口と接している脛(すね)周り部分的に圧が強くかかっていなければOKです。 ほとんどの方が何処かしら強く圧がかかっていると思われます。 ここからが自分に合ったセッティングの始まりです! 今この状態ではカント0度リフト6度に近い状態になっています。 実はアッパープレートに刻まれているラインと数字は切り欠きから覗いている数字(ディスクで作られている傾斜角)の最も高い部分と低い部分を結んだ物になっています。 もし、内脛に圧を感じているのであれば上下ディスクを一緒に反時計回りにずらしてみてください。(前後一緒に・一コマずつ試しましょう) 外脛の場合は逆に時計回りになります。 次に前足の後脛・後足の前脛に圧を感じる方は切り欠きに覗いている数字を大きく(7に)し、7の刻印のラインをビンディング取り付け角に合せセットしてみてください。(前後一緒に) 前足の前脛と後足の後脛に圧を感じる方は数字を小さいほうに。 この作業を繰り返し均一に圧を感じるセッティングを探します。 (※左右の足の湾曲具合や長さ等が大きく違う方は前後のセッティングが違う場合もありますのでご注意ください) 如何ですか? 良い状態が見つかりましたか? では最終確認です。軽く沈み込み小さくジャンプしてみてください。 あまり意識しなくともまっすぐ飛び上がる事ができ、脛の何処にも負担がかからず両足の足裏が吸い付くような感覚で着地できればOK! あとはゲレンデへGO!(笑) 如何でしたか? 今までセッティングに悩んで使わなくなってしまった方や、バーンによって滑りやすさに差が出て困る方等一度お試しを! |