臨床の現場より

2008/02/05(火)16:24

医療紛争のあり方検討会

医療行政(31)

 ようよう体調も回復して参りました。 さて、先日「厚生労働省の医療事故調査機関について」の記事を少し書きましたが、私のお気に入りにも登録させていただいている春野ことり先生の天国へのビザというブログで、自民党の医事紛争のあり方検討会座長をしている大村秀章衆議院議員の発言が取り上げられています。詳細はリンク先をごらんになっていただくとして、概要は、医療現場への恫喝に近いものです。  大村議員曰く、「自民党案が不満なら警察をもっと動かして医師を逮捕させる」「医療側はごまかすから信用ならない」「処分するしないは簡単。これまでの判例があるから」といった暴言ともとれる内容がめだち、これを読んだときにhead&neckは愕然としました。  この議員、いったいどういった人となりなんでしょうか?少ししらべてみると、このような討論の動画を見つけました。年金問題について民主党議員と討論していますが、もう無茶苦茶。こういった人間が政府与党の衆議院議員であること自体が信じられない気持ちになります。  皆さん、現場でなんとか頑張っている医療を壊しゆくのも救うのも、やはり政治であることを肝に銘じて、ぜひ選挙で審判していただきたいものだと思うのでした。  ←体調不良ながら参加しています。よろしければ一日一ポチを。

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