臨床の現場より

2008/03/27(木)22:55

食事

日々のこと(53)

 head&neckの病院には職員食堂がありません。  一日のほとんどを病院内ですごす我々にとって、食堂がないということはなかなか辛いものがあります。先日健康診断を受けるときに、問診表の食事の部分には  (1)1日3食食べていますか?  (2)朝食は取っていますか?  (3)夕食は7時より前に食べていますか?  (4)間食を控えていますか? と、4つの項目がありました。もちろん、head&neckは全て「いいえ」です。理由というか、言い訳は以下の通りです。 (1)1日3食決まった時間に食べていますか?  医師、とくに外科系勤務医には難関です。午後から手術、午前は外来の予定を組んでいると、外来が終わると手術室にそのまま走って、患者さんの入室時間にすべりこみセーフなんてこともしばしばですから、少なくとも週に2回は昼抜きです。仕方が無いので、手術の合間や外来の隙間を狙ってパンやおにぎりをかきこむことになります。余裕があれば昼は出前を取ったりしますが、どうも栄養に偏りが出ることは否めません。 (2)朝食は取っていますか?  一人暮らしなので、朝はぎりぎりまで寝ています。「少し早めに起きて朝食をとって・・」なんて考えて目覚ましを早い時間にセットすると、必ずといっていいほど二度寝して遅刻してしまいます。これ以上遅れるとやばい!という時間にしないと起きられないのです。当然、朝ご飯ぬき・・ (3)夕食は7時より前に食べていますか?  これはまず不可能です。そんな時間に仕事が終わるのなんて年に数回です。 (4)間食を控えていますか?  上に述べたような生活ですから、いきおい間食が増えます。時間のあるときに何かお腹に入れておかないと身体が持ちません。手っ取り早く血糖値を上げるには甘いものが効果的です。  せめて、職員食堂があれば、空いた時間を利用して不規則でも普通の食事が取れるのになあと思いますが、無いものは仕方ありません。それにしても、あらためて見直すと長生きは出来そうにないなあと思うのでした。  ←50位前後を行ったりきたりしながら参加中。一日一回クリックを。  

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