日本一の力持ち 手力雄
手力雄(たぢからお)天手力男神(あめのたじからお)、または、天手力雄神とも呼ばれています。 鈿女の舞に八百万(やおろず)の神々が歓喜し、笑い楽しんでいるのを不審に思われた天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸の戸開けたところを、手力雄が扉を取り払い、戸隠まで投げたと云われています。宮崎県の高千穂から長野県長野市の戸隠までは、約1,230km程あると思われます。天岩戸(巨大な岩)をそれだけの距離投げ飛ばしたとは…。どれだけ力持ちだったのでしょう。畏るべしです。手力雄像は、筋肉隆々でいかにも力持ちという風貌ですね。