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昼休み、せっかくくつろいでいるのに(業務時間もくつろいでるけど)、
「すみませーん」と見覚えのない業者が来たので、 「セールスか?」と、ついついぶっきらぼうになってしまった (よく電卓やらCDケースやらの飛び込みが来るのだ。 でも「ダンシングプーさん」と「歌うピンクパンサー」は買っちゃったことがある)。 しかし、彼らは売り込みではなく、会社が創立40周年の記念に特別に発注した 直径20センチもある「巨大どら焼き」を全社員に配ってくれているお菓子屋さんであった。 「マアー!ありがとうございますぅー!」 いきなり愛想を振りまいて受領印を押している、オバサンな自分を恥じつつも 「契約社員のワシの分も含まれているのだろうか?もしなかった場合 どうやって手に入れようかしら」 などと策を練っていたのだが、ちゃあんと数に入っていてホッと安心。 しかし、この転勤の多い時期にドッサリ届けられ、数が合わなかったりすると 「あんたのは前にいた部署に届けられている」「私のどら焼き届いてる?」 などと内線電話が飛び交い、ちょっとモメたのだが、一方では 「一人暮らしなのにこんなの食えねーよー。」という意見が社内イントラ掲示板でも多数飛び交って、ちょっとしたどら焼きパニックとなっていた。 しかし、「私のどら焼きこっちにきてる?」と問い合わせてきたヨーコ先輩は ダンナもうちの社員で、当然もらっているハズ。それでも探し回っている姿がステキだった。 ところで、この行事は10年おきにあるそうで、たまたまその節目にこの会社にいた私は ラッキーだと言われた。 なぜなら契約社員の期間は3年で、私の前にいた人も、後に来る人も そのどら焼きをもらうことはできないのだ。 私はけっこうこういうキリのいいタイミングに出会うことが多くて、高校に入学した年は 創立100年ということでいろんな記念品をもらったし、しかもちょうど学校が 建て替えられて、エレベーターがついたばかりの年でもあった (その年に卒業した人にすれば面白くなかっただろうな。工事してたろうし)。 以前いた会社でも、創立40周年と45周年には在籍していたので色々もらえたり、 旅行もできた(ショボイ内容だったが、全国の社員で集まるのは楽しかった)。 何よりも、21世紀に変わる瞬間にこうして生きていたことだしね。 でも実はあまりキリ番にはこだわっていない。気にしてると面倒になるもん。 昔、友達が「毎月18日は彼氏と付き合い始めた記念日やねん」と言い出したときは ちょっとビビった。 月命日やないねんから…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002.04.27 15:50:41
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