ｃｒｏｓｓｒｏａｄ

　　

２巻まで持ってたんだけど３巻が出てるのを知って即、手にとってました。
叔父と姪の恋はイケナイことですか？って帯もすごっ！とか思いました。
まあ血はつながってない叔父と姪ですから、
禁断の関係とはいえない間柄ですが戸籍上親戚には変わりないからね。
実際には仁兄みたいな叔父なんて早々いるもんじゃないよとか思いつつ、
禁忌のようでそうでもない位置なのがいいところでもあるんだよね。

２巻の最後、続きはもう２人で一緒に寝るんだろってところで終了してましたが、
３巻冒頭はその続きでついに２人が一夜をってな展開に。
いつそんな関係になるんだろうって期待しながら１巻から読んでいたので、
ついにそんな関係になってくれたことに嬉しく思ってしまいました。
その後の場面でまおが幸せをかみしめてキュッと自分を抱きしめてる姿が
何とも言えず可愛らしくてホコッとした気持ちになりました。
一夜を共にした次の夜には一緒にフロに入ろうか発言の仁兄にも笑えました。
エロオヤジ炸裂とか思いつつ、この人もまおが好きなんだなって実感。
クールで俺様で傲慢っぽい仁兄がまおにだけ弱いなんてあながちとか思ったのに、
今ではしっくりきて実はまおにメロメロな仁兄が可愛く思えたな。
やきもちやきで心配性、だからことあるごとにギュッと抱きしめてくれるのが
たまらない。抱きしめ方と労わり方で気持ちが伝わってくるから。

まおの両親の帰国でどうなるかと思ったけれど、
仁兄が養子離縁の申請で叔父ではなくなったのと、
まおの両親に直接付き合いの許可を得ることで２人が晴れて公認になれた
結末に感動をしてしまいました。
仁兄がまおのためにそこまで踏み切ったってことは、
まおのことを本気で思っているからに他ならないということだからね。
しかも、最後に永遠の伴侶になるためにプロポーズまでしてくれちゃって、
ようやく２人のハッピーエンドが迎えられるってトコですね。
数年後の２人と両親、子供たちってのも少しだけ見ることができ、
あい・ひめ全巻読み終えた今、幸せな気持ちをおすそ分けしてもらいました。

みつき先生のお話は結構好きで全部読んでますが、
このお話が一番はまって好きでしたね。もう終わっちゃったのが残念ですが、
次から出るコミックスとかあったらまたチェックしたいなとは思ってます。