「題名のない音楽会」45周年記念の企画で、懐かしさいっぱいだ。
会社の休みも後1日になった。真っ青な空の日。一般の家庭ならお盆様をお送りする日だろう。でも我が家はお墓参りに行かない。以前は街の中央にあったお寺が、道路拡張のため移転した。場所は小高い山。景色が綺麗で、お寺も立派。お墓も整然と並んで建っている。親戚のお墓も近くにある。非の打ち所のない墓所だ。でもわが夫婦は行けない。墓所に着くには延々と歩かなくてはならないからだ。昨日きた夫の弟も、足が悪くなったので、今回の墓参は大変だったという。それを見越して夫婦の墓は、本市の中央にあるお寺で購入した。我が家からも近く、平坦である。先見の明があったと喜んでいるのだが…。日曜日の楽しみは、「題名のない音楽会」を見ることである。今週は放映開始45年記念の特別番組。初代司会者の黛敏郎から、歴代司会者の思い出深い場面が映し出された。今は亡き山本直純、羽田健太郎などの姿も写される。皆若くて元気だった。ともすれば敬遠されがちなクラシック音楽を、親しみやすいものにしようと、色々のアイデァが駆使された。演歌歌手のオペラ挑戦だとか、日本の楽器と外国の楽器のコラボレーション、筝曲家のポップスなど、斬新なものが放映された。もちろん純粋なクラシックも、一流の演奏家によって演じられる。佐渡裕さんが指揮者になってから、一段と楽しみが増えた。近々素人指揮者が、振ってみましょうと、指揮に挑戦する番組もあるみたい。クラシックってとてもステキだ。若い人向けの騒々しい音楽や、演歌などが盛んに放映される。テレビ局の皆さん、もっとクラシックに目を向けて貰いたいですね。特にNHKはもっと番組を増やす責任があるような気がするけれど…。「題名のない音楽会」と、再放送の「何でも鑑定団」を見た後は殆ど1日PCに向かっていた。作品集に20年も習ったヨーガについての作品がないことに気がついたので、「ヨーガ教室今昔」と言う題で書いてみた。20ページにもなった。娘が見たらきっと面白くないと言うだろう。でも私の人生の大切な一部分なので、掲載したいと願うのみだ。終戦記念日に因んで、これに関する番組が多く流れる。戦争に負けて64年。戦争を知っている人たちは少数派になってしまった。戦争を知らない人が大部分だ。これから戦争を起こさないように若い人に戦争の残酷さを知らせたいと思う。でも今の私。無力だなー。寂しいなー。