1945年8月15日。その時私は?終戦記念日を麻雀で過ごす。
敗戦の日だ。この日から私の人生が大変化した。その頃、私は小さな町工場で挺身隊として必死で働いていた。今から思うと本当に純情だったと思う。毎日、残業を命じられたわけでもないのに、遅くまで仕事していた。敗戦の放送を聞いた後、挺身隊員が集められた。そして即時解雇を言い渡された。物心ついた時から戦争だった。戦争を賛美する教育の結果、立派な軍国少女になっていた。それで、女学校を卒業して間もなく、自分から希望して挺身隊はいった。それが、天皇のお言葉で、今までの価値観がもろくも壊れた。翌日から自宅にいるようになって、これから何を目的に生きて行くのか迷ったものだ。3年後、ようやく人の為に尽くせる仕事をしようと決心がついた。今の私は戦争に負けてよかったと公言している。もし日本が勝ったら、男尊女卑の風潮は益々ひどくなっていたと思う。色々問題があるけれど、女性は本当に幸福になったと思う。こんなこと書くと、気を悪くする人もいるだろうな。今日は義弟夫婦が来宅。1日麻雀をした。お盆休みでも外出することもなく、ひっそりと暮らしていたので楽しかった。お昼は魚栄のお弁当を食べたし、良い休日だった。と言いたいけれど。実はちょっと残念なことがあった。麻雀は昼食前に東と南をやった。成績は東は-4、南はー1で快調だった。昼食後、麻雀を始めたが、良い手だった。だが、誰もてんぱいしていないようなので、油断して最後に回ってきたパイを無造作に捨てた。義妹がすかさず、ロンと言う。その手をみて仰天。ホンイチ、ドラ6枚で倍満。親なので24000点を支払った。ドボンでなくて良かったが…。流れると思って軽率にドラ牌を捨てた自分が許せなかった。バカですね。夜は恒例の花寿司さんへ。何時もは規定量以上に呑みたがるのに、今日はお酒2本で中止。呑みすぎても、呑まなくても心配とは…。女房って複雑な生き物ですね。