中小企業診断士の起業塾は大繁盛・・・

・・・なわけがない。
 ある組織に草鞋を脱いでいた時にやる気のある?中小企業診断士のおっさんに出会った。産業省の外郭団体の主催するセミナーだったような気がする。
 起業塾を開くと言うのでメールが来た。
 WEBサイトの案内があったので覗いて見たら起業に必要な手続きのことばかり。そんなこと国民金融公庫や商工会議所、商工会、中小企業団体中央会等無料相談があるからそこに行けばいいことばかり。
 税理士だって、国税相談会なるもの無料だからそういうところに行けばよい。
だいたい「中小企業診断士」つうのは「税理士」同様、役人が引退した後のご隠居職として作った資格なのだから、それで食おうと言うのは限界がある。
 それに役人は世間知らずの猿集団、猿知恵しか身につかないのにどうやって世間を渡ろうと言うのか?
 起業を考える前に、生業として成立するのかということを実績として作れるのかが先ず第一、手続きは遅れようがたいしたことは無い。(実害があるのは青色申告くらい)少なくとも、人のふんどしで相撲をとろうとするならタニマチになれるだけの資金力があるか付加価値を提供できるアタマか無理にでも売って来る強引さがほしい。
 メールをもらったとき憤慨したが
 そんなところに来る生徒も可哀想だがその生徒も2桁を切ったと訊く。
 ご自身を診断できるなら「撤退」以外の選択肢はありえないと思うのだが・・・
 こんな元役人を生む産業省の起業支援って何なんだろう。税金泥棒による税金投棄をやめさせねばならない。
 まず、起業支援関係の人件費相当額を切り、中小企業対策としての補助金や研究委託費に大企業の紐付き会社を切れば、中小企業対策費3倍に膨らむので、真の零細事業者の申請に対して抽選で配付したほうがよいのではないだろうか?


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