天下の大会社？その５

　大手建設会社が未だボコボコ潰れる前の時代で、金融もどん底だったとき。
　全国的に焦って営業していたというか通常通りなのだが、建設会社と官僚接待とがとかく問題になっていた。ある日新聞がなんやら感やらすっぱ抜いたせいで接待禁止になっていた。
　可哀相に「接待」部長さん達の居場所がなくなってしまった。朝から晩まで会社にいる。
　ちょうどPCが全社的にリニューアルの時期と重なってその生態を見た。
　窓際にずらっと並んでいる部長机の上に最新鋭のノートPC。羨ましいと言うか、システム管理者に聞いたら、無駄でも外側だけは最新のものと同じにしないと文句を言われるんだって。僻みだよね。勿論中身はグレード落としてあるんだって。差額？野暮なこといっちゃいけません。可哀相なシステム管理者が部下におごってやる資金を捻出しているんですから。（もぅ、一昨日時効だから書いちゃおう）
　また、窓際バーコード集団やら月見のお供えみたいな輩は、酒宴が無ければ何も役に立たないので一日中PCにむかっているんだって。
　えっ。仕事して結構な事だって？・・・
　表面はそうだけどね。
　実はみんな一斉にソリテアかマインスイーパをやっているんですね。朝から晩まで。で、無駄な電気代だけでビル丸ごとにつきに７０万円だって！
　笑っちゃうんだけどそれが現実
　ゼネコンとか銀行とか半分はそういう要らない人間で構成されている。
　だからリストラなんていっても仕事をしているペーペーには無関係なんだよね。勿論同情する必要は３００％ありません。