日本和装 その壱2002年秋、日本和装(旧・関西和装振興組合)の「三ヶ月無料着付け教室」に通い始めた。講師にも恵まれ、自分の手持ちの道具で着付けを教えてもらい、お蔭様で何とか一人で着れるようになった。 同じ三ヶ月でも、前述の着付け学院とは大違い。 私の求めていたのはこれなのよって感じでした。 週一回、二時間の授業で、着物の着付け・お太鼓と二重太鼓の帯結び・浴衣の着付けと半幅帯の帯結びを教わった。 その他、期間中に「着物セミナー」と「帯セミナー」なるものがあり、京都の問屋に出かけなければならない。 これがちょっとくせもの?! 名目は「特別に問屋で勉強させていただく」というものだが、 実際は少し違う。 「本来は素人が問屋で購入できないが、今回は特別にわけてもらえる」 と、講師は言うが、実際行ってみるとすごい営業攻撃! 午前中は、反物を見せてもらいながら染と織のお勉強。 昼食をはさんで、午後からは「コーディネートのお勉強」。 この「コーディネートのお勉強」というのは、 問屋さんで気に入った反物や帯を選び、鏡の前で合わせてみる、というもの。 私が行った帯セミナーでは、各自気に入った帯をひとつ選ばされ、 一人ずつ順番に鏡の前に立つ。 すると、問屋さん・講師・協会の職員が褒めちぎってくれます。 「それ、よう(とても)似おてるわぁ」 「あんたにぴったりの帯や」 「呉服屋ではこの値段で買われへんよ」 迷っていると、講師の強力プッシュ! こちらも、講師の先生に勧められると「そうかなぁ」なんて・・。 何より、女の子だもん♪見たら欲しくなっちゃうよねぇ。 支払いは、協会の「小袖カード」をその場で作って、利息なしの10回払い。 そして私は買っちゃいました! 渡文の更紗の帯を。 リバーシブルで、上下を返せば合計4通り楽しめるという・・。 だって、『美しいキモノ』で見た憧れのコーディネートの帯とよく似てたんですもの。 あそこの帯に憧れてたんです・・・。 講師の先生も同じ帯の色違いを持ってらっしゃるらしい。 このことも私の背中を押しましたわ・・。 しかし、渡文といえば、紬によく合う洒落帯で有名ですよね。 紬なんて持ってないけど、 「色無地にも合うよ」と問屋さんにほだされ・・・ 家に帰って、手持ちのピンクの色無地にあわせたけど、ダメでしたわ。 紋付の着物に洒落帯はあきまへんわ。トホホ。 でも、絹芯を入れて仕立てあがった帯は私の宝物。 「この帯を無駄にしない為に、着物を着る人になるのだー!」 との気合を入れてくれました。 これが、その思い出の帯だ! ←表 ←裏(続く) ジャンル別一覧
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