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カテゴリ:株式投資
ブロンコビリーの株主総会に行ってきました。場所は昨年と同じ名古屋市千種のメルパルクです。
10時に開会、社長あいさつに始まり監査あいさつ。事業報告はスクリーンとナレーションで進んでいきました。そして恒例の質疑応答。メモ書きして覚えている範囲でメモしておきます。 実際の発言とちょっとした違いはあるかもしれませんが、そのあたりはご了承願います。すでにツイッターの方に投稿したつぶやきをコピペして一部加筆おきます。 株主「2020年に200店舗はきびしいのでは?」 社長「出店する計画を伝えることで案件がやってくることもあるが、出店ペースは落ちている。200点は通過点として成し遂げたいが、無理はしないながらも精一杯進めていく。」 株主「食材料の偽装について」 社長「一業種なので種類は少ない。肉を含めて現地で確認している。現地ではわからないので定期的に行く。自社工場があるためそこでも確認する。」 株主「分煙席と喫煙席の考え」 社長「分煙のかたちでレイアウトをしている。土日の禁煙客の多い時間は全席禁煙で営業している。平日は分煙もあるが、それでも気になる店への対応は考えていく」 株主「損益計算書の投資有価証券償還損の中身はなに?」 社長「上場前に持っていた企業が上場し一定期間が過ぎて評価損を計上したけど、受け取った配当金で損失分は回収できている」 株主「配当性向が低い、3000円台で拾った株主は損しているから配当増やせ」 社長「株主が12000人になり株価も4倍になってしまい意味がわからない。本業をよくして株価を回復して恩恵していきたい。基本的には借りて出店するが、関東は土地代が高いので買い上げることも考えている。ロードサイドの内側の出店も考えている。」 株主「とある店に言ったけど、トマトがつぶれている。グレープフルーツが生ごみ状態。鉄板がぬるかったが、食中毒大丈夫か?」 管轄部長「クオリティにこたえられていない部分は陳謝。調理指導部を作っているので増員を進めて店を周って管理していく。 社長「当該店舗は早急に確認する。」 株主「サラダバーのドレッシングを持ち帰りできないか?」 社長「保存料が入っていないため製品化にはダメージテストが必要。検討しているので、もうちょっとお待ちください。」 株主「ランチとディナーの混み具合が違う」 社長「ランチとディナーの比率は55:45。ランチはピークタイムが昼に重なり込んでいるように見える。数字はディナーが少ないため、ディナーは品質を上げていく。」 株主「店内のニオイが気になる。(服にしみこむなど)」 社長「フェルターの改善でニオイが滞留することはない。外気のニオイに対する苦情はない。以前油によって店内通路で滑ることはあったが、洗剤や業者、清掃工程を見直して改善した。ご意見として伺っておきます。」 株主「海外、FC化、高級路線は考えていないか?」 社長「今の体制で200店舗はできるだろう。海外の視察の時に周辺のレストランチェーンものぞいている。今は業態よりも品質を優先し、買っていただける品質をつくる。」 株主「ご飯のおかわり自由はできないのか?」 社長「ふつう170g、大盛300g。個人差があるかもしれないが盛り付けの問題かもしれない。(笑) (そういうアイデアは)最初はウケがいいけど劣化していく。肉とお米は固定してサラダバーで幅を持たせていく。」 こんな感じで質疑応答が行われました。 すべての議案が可決されて11:30前に終了しましたが、創業者の現会長さんが代表取締役を外れることでご挨拶。その中の発言で印象に残っている言葉を記憶に残っている範囲で文字に起こしておきます。 「代表を降りるときは(老害になる前に)自分の意志で降りようと決めておりました。外食産業は10年に1回潰れそうになりますし、5年に1回大変なことがあり、3年に1回波があるけれど、このメンバー(若い取締役)なら乗りきれるだろう。何年かすれば会社の中に夫婦の名が残らないだろうし、周りに鈴をつける人がいないだろうから自分で鈴をつけた。」 だいたいこんな感じの内容でしたが、途中からうるっときちゃいましてね。まだまだ現役でやれるのに自ら若手に譲るのは簡単ではないですし。息子の代に譲っても大丈夫だろうという確信を持てるようになったのでしょう。なんかあったときには少し言うことはあるよ・・・みたいなことはおっしゃっていました。 さいごに受付で引き換えてもらったお食事券を載せておきます。 ぶどう牛を食って消化しようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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株主総会の情報ありがとうございました。
行きたいと思いながら時間の都合上無理だったので、助かりました。 私も株主ですが、同社の成長に期待しております。 (2017.03.29 09:35:08)
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