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おったびあーの

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かきのたね みえこ嬢さん
2007.08.12
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カテゴリ:おでかけルンルン
昨日、現在世田谷文学館で開催中の、美内すずえとガラスの仮面展に行ってきた。
今回、この企画のために結成された新生劇団つきかげの公演というのがあり、本当は劇団員募集の方に応募したかったのだけれど、母となった今、息子を預けてまで趣味の演劇への情熱を貫き通すことはできないと断念(?)、観覧募集の方に応募したのが当たったので、その公演を見るために、ルンルンと出掛けていったのである。

上演中は、ひととき保育というのに初めて息子を預けることにしたので、芝居への期待の一方で、息子のことがものすごく心配だった。
これまで、離乳食の講習会や、子育てセミナーなど、行きたいなと思う保育付きの講座があっても、子どもを預けてまで参加することはないかと踏ん切りがつかず、預けたことがなかったのに、ガラスの仮面の芝居のために息子を預けるなんて、ダメな両親を許して・・・!とうしろめたい気持ちもすごく大きかった。

しかし、保育のお部屋に連れて行った途端、なぜか担当の保育士さんに、「エレベーター、乗ったの!」と報告したのでビックリ。そして、部屋の中に用意されていたおもちゃに突進して行ったので、おそるおそる「ママはちょっとご用があるから、行ってきても良いかな?ここで遊んでる?」と聞くと、即座に「うん!」と返事して、こっちも向かない。
もうおもちゃに夢中なので、後ろ髪を引かれつつも保育士さんにお任せして、つきかげの公演が行われる会場に戻った。

団員募集や観客募集があった時点では、演目は「女海賊ビアンカ」「石の微笑」他などを予定と書いてあったのだが、上演が近くなると、「女海賊ビアンカ」などを取り入れたオリジナルストーリーというアナウンスに変わった。
普通にビアンカの波乱万丈な舞台が、人形の演技が見たかったのだけれど。


実際、どういう内容だったかと言うと・・・(ここからはわかる人にしかわからないだろうな~)

劇団つきかげ第2期生たち(1期生がマヤたちらしい)が女海賊ビアンカを上演するための稽古場というのが基本設定で、劇中劇として女海賊ビアンカが演じられた。
とはいえ、一人芝居ではなくて、それぞれに役がふられた普通の芝居。
初めて見る芝居なのに、セリフはほとんど知ってる上に、漫画のイメージと実際の演技はまったく違うのですごくヘンな感じ。
前半は、ほとんど漫画のままだったけれど、後半は漫画では端折られている海賊になった後のストーリーなどがあっておもしろかった。

(劇中劇「ビアンカ」に対する心の突っ込み)
あっ!ロレンツォ登場するな!!シルエットで出ろ!!
アルベルトに手を取られるところはマイムでやれよ!!
ゴンドラだけは跳び箱を使ってくれ~!!

そして、つきかげに今回無料で小屋を貸してくれる劇場主のおじさんというのがでてくる。
このおじさんの娘がかつて「紅天女」に憧れて家出して現在は他界、おじさんは当時娘を理解してやれなかったこと悔いているという設定。
そして、女の子しか入団できないはずのつきかげに、性別を偽って入団している男の子がいて、その子は実はおじさんの娘の息子。つきかげに入りたかった理由は「お母さんに少しでも近づきたくて。」ということで、一応紅天女がらみのネタ。
娘を理解できなかったおじさんは、娘にそっくりな孫のために、無料で小屋を貸すということで、ちょっぴり紫のバラの人っぽい演出?

そしてそして、我らが月影先生!は、
男性の役者さんが演じていて、めちゃくちゃ元気。絶対心臓悪くない。
でも、何かというとすぐに心臓を押さえて倒れるわ、寝言で「一蓮」って言うわ、完全にギャグっぽく演じられていて、笑いをとっていた。
今回の出演者は200名応募があった中から選ばれた12名で、プロも素人も混ざっていたようだけれど、つきかげの劇団員役の女の子達に比べて、月影先生役の方はさすがプロという感じ。
彼のおかげで、芝居がダレずに締まったといえようか。

公演終了後、なんと美内すずえ先生の舞台挨拶があり、大感激!!
生の美内すずえだよ!!この人がマヤを、亜弓さんを、真澄様を生んだんだぜ!!
と余韻に浸る間もなく、終わった途端に保育室へ駆けつけた。
ら、時間的に眠たくてグズってるんじゃないかと心配していた息子は、絶好調でニコニコ遊んでいた。恐ろしい子!!
展示は一緒に連れて行って見るつもりだったのだけれど、まだまだ遊ぶと言って聞かない。
保育そのものは4時まで頼めることになっていて、その時はまだ3時過ぎだったので、もう少し遊ばせておいて、展示を見てきたらという保育士さんのお言葉に甘えて、じっくりと展示を鑑賞。
原画やパネル、ビアンカ、ジュリエットの舞台を再現した装置や、マヤと麗の部屋があって楽しい。
ガラカメ年表もやたらマニアック。
コミックスでみる漫画からは想像もつかない、原画のものすごく力強いタッチと、カラー原画の色彩の美しさには本当に感動した。
実は当たったご招待チケットがあるので、来週もう一度行こうと思っている。
それくらい、ガラスの仮面が好きだーーー!!

ところで、会場に、大都芸能の速水真澄様から、劇団つきかげ宛てに、黄色ベースのデカいお花が届いていて、紫じゃなーい!と思った。
保育を頼んだ関係上、見学場所じゃない3階に行ったりしたのだが、そこに「あなたのファンより」と書いてあるカードつきの紫のバラの花束がたくさんあった。
演出が細かいっ!!とウケたのだけれど、上演前の前説で、贈ってくださった方、どうもありがとうございました、みたいな説明があったので、両方とも、主催者側の演出じゃなくて、ガラカメファンの誰かが贈ったものらしい。
そのノリの良さに白目。





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Last updated  2007.08.12 19:54:08
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Comments

 おったびあーの@ Re:おめでとうございます。(01/04) 湯舟さん >小さいうちにしておくと良い…
 湯舟@ おめでとうございます。 小さいうちにしておくと良いと聞きますが…
 おったびあーの@ Re[1]:予定日超過中・・・(07/21) >みえこ嬢さん 相変わらず生まれん・・…
 みえこ嬢@ Re:予定日超過中・・・(07/21) もうこうなったら無理矢理お腹が張るよう…
 おったびあーの@ Re:じんべさん(07/03) 湯舟さん >お揃いだと、かわいさ掛け算…

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