|
テーマ:歯の矯正(622)
カテゴリ:カテゴリ未分類
私がやっている歯列矯正は、外科的矯正です。
もともと下顎が突出しているのに(受け口)歯並びが悪い。 見た目受け口に見えないくらいに噛み合わせがでこぼこしていました。 30代になって歯列矯正を、しかも見た目が激変する 外科的矯正を選択した理由はここでは深く述べません。m(__)m (機能的に不具合が生じた、とだけ述べるにとどまります) もともと下顎が突出している形状のまま歯並びを整えて(術前矯正) 外科手術で顎の骨を切って引っ込め、がっちりとかみ合わせるようにする。 この手術は昨年の8月に受けました。 全身麻酔で痛みや恐怖を感じることなく、 術後も痛み止めの頓服薬を処方してもらい、 あまり苦しくなく3週間あまりを過ごしました。 (暇でしたが) 歯並びが整った上、アントニオ猪木のように出っ張っていた顎が引っ込み、 いわゆるEラインはきれいになりました。 術前矯正中はゴマ粒を前歯で噛みつぶすことができなくなっていたのですが 術後がっちり噛み合うようになったので、それはそれは嬉しい変化でした。 でもいまだに後遺症として、口を大きく開けられなくなった(38mmが精一杯)、 右顎関節が痛む、というちょっと困ったことになったのも本当です。 今後どのように改善していけるのか、心配です。 それと図にもあるように、顎が引っ込んだ分皮膚があまってしまい、 顎の下がたるんでいるのです。(ノ゚ο゚)ノ もっと若い子だとすぐに元通りになるのでしょうが、 いかんせんオバサンなのでなかなか改善しません。(涙) ・・・で、今年は昨年の手術のときに骨にとめた チタンプレートを除去するのが目的です。 除去したプレートを良く見たところ、厚さ1mmくらい長さ2~3cmの小さな金属板です。 長さ5mmくらいのボルトで4箇所をとめているようです。 今回麻酔は局所麻酔でした。但し沈静法というのを用いて 落ち着いて手術を受けられるようにするものです。 点滴でお酒を飲んだときのようにボーっとして、 意識はあるんだけれどもあまり恐怖感を感じずにすむ、 その上で抜歯のときのように口の中に麻酔の注射を打って、 麻酔が効いたところで口の中と外側の頬の部分数mmを切開し、 プレートを除去する。 昨年手術したときに、今回の私と同じ手術を受けていた方がいて、 その方から聞いた話では、ほとんど意識もなくて、 術中のこともほとんど覚えていない。 全く苦しくなかった。そんなことを言っていました。 それなら軽い軽い。 あまり心配もせずに病院に乗り込みました。 今回もドクターは、抜歯をするようなものだといっていました。 ボーっとする点滴の薬の作用で後になって術中のことを忘れる人もいる そんな楽そうなことを言っておられました。 でも・・・私の場合はそんな経験談は当てはまりませんでした。 点滴をされてもボーっとしない。 目はランランとさえてくる 本当はボーっとしているんだろうけれど、恐怖感が勝ってしまう。 麻酔科のドクター(?)が血圧測定の機械を腕にはめながら 「もし痛かったりしたら、手を上げるなりしてくださいね」 でも腕はベッドに固定されて、しかも毛布をかけられて手を上げられませ~ん!! いよいよ手術。 鼻から上の部分を布で隠される。(良かった・・・) 口をあけられる。閉じないように器具をはめられる。 まずは右側、局所麻酔の注射。 痛い! 本番が始まったようだ。(恐怖度は高まる) ドクターの声が聞こえる。 「もっと新しい(もしくは“切れる”)メス無い?」 恐怖度更にアップ!! その後あまり苦しみを感じず手術は淡々と進んでいる様子。 ドライバーを入れる頬の切開→ドライバーの挿入 痛い! 麻酔は効いているのか?? そう疑わざるを得ない痛み。ボーっとし照られない。 恐怖感更にアップ!! ボルトを外しドライバーを回す。 これも骨身に染みて痛かったーーー つぎ、左側。 左側の局所麻酔も痛かった。 口の中の切開は大丈夫。 でも恐怖の頬の切開とドライバー挿入。 やっぱり 痛ーーーーい! 恐怖度MAX ドライバーを回してボルトを外すのも 痛ーーーーーい!2 隠された目には涙がたまっていました。 子供じゃないから嫌だから泣くのではなくて、 痛みに耐えている間に出ちゃったんだなあ。 病室を出てから帰るまでほぼ1時間。 術後は痛みで困ることはほとんどなかったけれど、 手術は痛かった~~ 終わってからドクターの言っていた「抜歯のようなもの」の意味を反芻してみる。 世の中にはいろいろな抜歯があるだろう。 横になった歯を歯茎の切開の上で抜く場合、 歯根が広がっていたりで、ハンマーでがんがん叩く場合。 容易ではない事例が口腔外科にはたくさんあるんだろうけれど、 私が抜歯した永久歯6本。 みんなすんなり抜けてくれたんだなあ。 依って私にとって抜歯はあまり苦ではないもの。 私に今回の手術を「抜歯のようなもの」と説明するのは不適切。 な~んて人のせいにしているんだけれど、 それだけ痛かったんですよ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|