イナエ羊のブログ

スガシカオ　２nd［ＦＡＭＩＬＹ］

以前のブログからこのアルバムの感想を全部コピーしたつもりでしたが
このアルバムだけコピーしたつもりで３rdへ行ってしまったようです。
せっかくですので新しい気持ちで書いてみます。

「ＦＡＭＬＹ」

１．日曜日の午後
シカオちゃんの音楽をキチンと聴いたという意味ではこの曲が初めてでした。
母親の赤いブラインド部分より父親を起こしに行く歌詞が妙にリアルに感じました。そして、日曜日の午後ってこういう気分になるよなぁ～と妙に納得しました。

２．ストーリー
もう聞きなれてしまいましたが、「黄金の月」を聞くまではこの曲が一番好きでしたよ。ほんの数週間でしたけどね～。この曲はラジオとかで弾き語りしてたんで録音して何度も聞きました。
今はこの曲が流れると次の曲にスキップしちゃいますね。嫌いじゃないけど聞き飽きたんです。

３．愛について
すごく名曲だとは思うんですが、これもストーリーと同じ理由で聞き飽きてしまいました。
「夜がきて　あたたかいスープを飲もう　明日も　きっと　また寒いから」
というフレーズがすごい好きです。

４．ひとりごと
この曲の歌詞がシカオちゃんを聴こうと思った動機でした。
かなり聴き込みましたが、未だに飽きません。
「”明日からぼくはちゃんとするよ”何ひとつできやしないのに　しないのに・・・」
という部分と
「”あと少しがんばってみるよ”どうもなんないと思うけど」
がすごく当時の自分の心情に合っててやばかったです。
少なくとも無職の時にシカオちゃんはやばいです。この歌詞世界にシンクロすると「がんばろう」と思った瞬間に「どうもなんねーよ」という否定を自分にしてしまいます。抜けるまで大変でした（笑）

５．たいくつ／ゆううつ
初めて聴いた時より今の方が好きな楽曲ですね。
３１０っぽい空気があってじわじわ好きになりました。

６．リンゴ・ジュース
「そのナイフでリンゴジュースをつくろう」
と説得する感じがかわいいような可笑しいような感じで好きです。
少なくとも私だったらこの説得で応じますね。

７．Ｈａｐｐｙ　Ｂｉｒｔｈｄａｙ
この曲も最初に聴いた時はあまり好きではなかったです。
聴きこむにつれていい曲だなぁ～と思うようになりました。

８．このところ　ちょっと
コミカルな歌詞ですよね～。でも本人としては結構辛い歌だと思います。
手紙で借金の催促（笑）をしてる所とか何度聴いても笑えました。

９．バクダン・ジュース（生タイプ）
８で笑った後でいきなり冷水浴びせられる感じです。
確か村上春樹さんがこの曲を小説「アフターダーク」にコンビニで流してましたね。単純に「またジュースか」と思ったのが素直な感想です。

１０．お別れにむけて
何かこの人は「一人っ子」だと思った詞でしたね。
このアルバムを聴いてなんか不思議だと思ったんですが、何十回も聴いてたら「父親　母親　家族」というあまり歌われない詞を歌う人だなぁ～と思いました。

不思議とシカオちゃんが「妹　おにいさん」と歌詞で歌うと妙にうそっぽく聴こえます。一人っ子だと知ってるせいもあるかも知れません。